少し古いネタだが、見過ごせないのがあった。大阪維新の会・おきた浩之府議(阿倍野区選出)、2012年3月3日のツイッター。
公立の教員に一般国民と同程度に人権が保障されると思ってたら、勘違いも甚だしい。法律は公務員の政治活動を極めて広範囲に制限しており、裁判所も是認。全教の教職員権利憲章に「教職員の政治活動の自由は一切の制約なく認められる」とあるが、法律は真逆。この問題は5日に議場で知事に質問します。
— おきた浩之(大阪維新の会)さん (@okitahiroyuki) 3月 3, 2012
これはしっかりとメモしておかなければ。
この人、弁護士資格を持っているらしい。
「公立の教員に一般国民と同程度に人権が保障されると思ってたら、勘違いも甚だしい。」とは、トンデモ発言にほかならない。公務員といえども人権は保障されて当然だし、政治活動についても「職務上の地位を利用した政治活動」が認められないだけで、職務から離れた私人としての活動は大幅に認められている。
「法律は公務員の政治活動を極めて広範囲に制限しており、裁判所も是認」とは、猿払事件あたりのことを指していると推測されるが、この判例については批判的な見解も多くあるという事実もまた有名である。
この発言は永久保存ものであろう。こういう勢力から、常識なんてぶっとばせ~♪とか、ついてこいよ~♪とかいわれて、「維新」とかといって政治改革をされても、E気持にはならない。