四つ橋線の改造で直通運転できるのか?

 大阪市の市政改革プロジェクトチームがうちだした、大阪市営地下鉄四つ橋線を北へ延伸させ、十三で阪急と、難波で南海とつなぐという構想。
 大阪市ウェブサイトに寄せられた市民の声では、似たような意見が紹介されている。
 この意見は、四つ橋線を改造して狭軌化・架線化し、梅田(西梅田)でJRと、難波でJR・南海とつなげて南北直通運転という提案。
 しかし交通局は2011年12月8日付で、技術的な理由を挙げて否定的な回答。JR・南海はともに狭軌だが、標準軌の阪急が絡むうえに北進には西梅田付近の地下構造物が絡んで工事の難易度もさらに上がると予想されるのに、現場を無視して変な改革案をぶちあげてどうするつもりなのだろうか。

みなさんからいただいた市民の声「市営交通」 詳細(10月~3月)
平成23年12月分
2.大阪市交通局について
(①~③略)
④四つ橋線の活性化となにわ筋線建設中止
 昔御堂筋線のバイパス機能で作られた四つ橋線も都心の南北を走りながらいつもガラガラ。理由は梅田と難波の駅が不便なところにあるからです。活性化のためには一旦、西梅田~大国町を休業して、トンネル掘り下げ、線路の狭軌化、第三軌条を架線化して、梅田でJRとつなぎ、難波でJR・南海とつなぎ南北直通運転すれば、京都方面と大阪南部・関空と乗り換え不要で飛躍的に南北交通が改善します。これでなにわ筋線もいりません。
以上、ご提案いたします。
<回答>
(①~③への回答略)
 最後に、四つ橋線の活性化についてでございますが、四つ橋線は1日あたり約26万人(平成22年度 地下鉄・ニュートラム交通調査結果)のお客さまにご利用いただいており、御堂筋線のバイパス路線としても重要な役割を果たしております。当局といたしましては、四つ橋線を含めたすべての地下鉄路線を一体のネットワークとして運営していることから、ご提案いただいたように四つ橋線の西梅田~なんば間を、なにわ筋線の替わりとして提供することは考えておりません。また、「南北直通運転」につきましては、ご指摘のように、地下鉄とJR・南海とは、軌間、集電方式の違いや、車両の大きさの違いによりトンネル断面が不足するなど、物理的・技術的な課題が多く、「四つ橋線の西梅田~大国町間を休業する」という方策によりましても、「トンネルを掘り下げる」には、莫大な事業費と工期を要すると考えられることから社会的な影響が大きく、また四つ橋線の下方には交差路線が既に存在しており、物理的な空間もございませんので、ご理解ください。