総選挙:維新と共産の得票率に相関性ありそう

 2012年12月16日投開票の衆議院議員選挙、自民の圧勝、維新も一定の議席獲得という結果になった。

 一方で比例代表の得票をみると、前回衆院選比で自民・公明はじめ、共産も含めた既成政党が得票を大きく減らしている。また投票率自体も大きく減少している。棄権や維新などに流れた人が多かったとみられる。

 維新は蓋を開けてみれば、大阪で35%以上の得票率になり、全国的にも10-15%以上得票している。維新の政策などは極めて憂慮すべきものが多くあり、気になる傾向である。

 一方で共産は、2010年参院選比で微増としている。投票率は約2%増の横ばいのもと、大半の地域で得票が微増し、東北では1.2倍に増加した一方、近畿では1割減となっている。大阪府議会・大阪市議会では維新に対して一番正面から対応してきただけに、この結果をどう見るのか。

 ふと思いついて、総選挙での大阪市24区ごとの維新と共産の得票率を比較してみた。

維新 35.31% 共産 8.62%
1 西区 39.68% 1 此花区 15.00%
2 北区 38.38% 2 西淀川区 13.25%
3 福島区 37.62% 3 大正区 12.97%
4 中央区 37.56% 4 西成区 9.70%
5 都島区 36.82% 5 福島区 9.56%
6 鶴見区 36.66% 6 生野区 9.53%
7 天王寺区 36.47% 7 住吉区 9.14%
8 浪速区 36.41% 8 平野区 9.04%
9 東成区 36.14% 9 住之江区 8.86%
10 城東区 36.13% 10 旭区 8.73%
11 淀川区 36.08% 11 城東区 8.39%
12 住之江区 35.93% 12 港区 8.37%
13 東住吉区 35.12% 13 淀川区 8.27%
14 阿倍野区 35.11% 14 東住吉区 8.19%
15 港区 34.74% 15 東淀川区 8.09%
16 東淀川区 34.39% 16 鶴見区 7.83%
17 住吉区 34.38% 17 阿倍野区 7.63%
18 此花区 33.96% 18 都島区 7.27%
19 生野区 33.94% 19 浪速区 7.15%
20 旭区 33.74% 20 東成区 6.88%
21 西淀川区 33.47% 21 北区 6.80%
22 平野区 33.12% 22 天王寺区 6.35%
23 大正区 32.97% 23 中央区 6.17%
24 西成区 31.92% 24 西区 5.24%

 維新の得票率の高いところでは共産の得票率が低い、逆に共産の得票率が高いところでは維新の得票率が低い傾向がある。支持層などを分析するヒントになっている気がする。