維新井戸市議の不適切ブログ

 大阪維新の会の井戸正利大阪市議(都島区選出)が、議会に出された陳情書に対して、可決を要しないものとなり資料整理すると称して、「デマだらけのめちゃくちゃなもの」「印刷すること自体紙の無駄」「あとは焼却処理あるのみ」などと罵倒した上、をゴミ箱に捨てている写真をブログにアップし、朝日新聞が2013年3月30日付でこれを報じた。

 ブログへの反響の大きさからか、井戸市議は当該エントリを削除した。(問題エントリの画像キャプチャ

 井戸市議が目の敵にした陳情書は、東日本大震災でのガレキ焼却問題に関する陳情である。被災地のガレキを大阪市へ移送して焼却するという計画、批判面やコスト面などから批判の声もあがっている。

 井戸市議は医師(大阪府職員)出身で、ガレキ焼却問題についても積極的に推進する立場である。またこれまでも「毒舌」と称して、ツイッターで暴言まがいの書き込みを繰り返してきた。

 大阪での脱原発・ガレキ焼却反対運動については、一部に変なのが紛れ込んで変な主張をして、穏健な意見を出す勢力との不協和音があるという側面はある。

 しかし井戸市議の行動は、単にガレキ焼却への賛否という問題にはとどまらず、議会制民主主義そのものを否定していると受け取られるようなものである。

 採決されないことが決定したばかりの議案書をここぞとばかりに挑発的な罵倒を加えてゴミ箱に捨てる写真までアップしたことは、市民の代表である議員にもかかわらず、「自分の気に入らない意見や市民は、無視したり罵倒する」と言っているに等しい。

 こういう行為は、議員の政治信条の中身以前の行為である。