大阪市営地下鉄、小学生運賃期間限定で無料方針

ニュース大阪市交通局, 天王寺動物園

大阪市交通局の藤本昌信交通局長は4月1日、大阪市営地下鉄の運賃について、交通局80周年記念として、大阪市内在住の小学生は夏休み中や9月以降の土日は無料にする方針を打ち出した。

減収分は人件費見直しなどで捻出するとしている。

利用者から見れば、安いほうがありがたいのは言うまでもないだろう。しかし今回の提案は、その場の思いつきで穴だらけという印象を受ける。

小学生は一律無料というのなら、自動改札を通過できる無料切符を乗車前に自動券売機で引き換えるか、有人改札の開放で、経営面ではともかく技術的には対応可能である。

ただ「大阪市内在住の」という限定条件をつけていること。これは以前に問題になった「天王寺動物園の市外在住小学生の有料化」問題でも指摘されたことだが、改札でどうやって見分けるのだろうか。

市内小学生全員に無料乗車証を作成して配布するというのが手っ取り早いが、それも作成や発送の経費がかかる。純粋に運賃相当額だけの減収ではなく、経費分の費用も余計にかかることになる。

そこまで深く考えての提案なのだろうか。

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