維新の宣伝カーのひどさにあきれました

外出時、住民投票への「賛成」を訴える維新の宣伝カーに2台も遭遇しました。

1台目の宣伝カーは「大戦(おおいくさ)です。市民と、既得権益の議員との戦いです。反対派は既得権益にしがみついています。市民の勝利で都構想実現を」とマイクで叫んでいました。宣伝カーの中を見ると、松井一郎幹事長・大阪府知事が助手席に乗っていました。

大阪市を壊そうとしている勢力を「市民」と描き、大阪市を守れという政治的立場を超えての広範な市民の連帯を「既得権益の議員」と、全く正反対にすり替える。とんでもないことです。「既得権益の議員」自体、維新の想像の産物でしかありません。

しかも大戦などとはとんでもない。大阪市を壊すための戦いなど、望んでなんかいません。

聞くところによると、維新はこの住民投票を「大阪夏の陣」になぞらえているとか。大阪夏の陣は大坂城を陥落させただけにとどまらず、市街地で民間人の殺害や略奪・暴行などあらゆる狼藉を働き、大坂の街も破壊したものでした。

維新は全国からの動員も含めて「大阪夏の陣」になぞらえて大阪市を壊そうとする――維新は侵略軍気取りなのでしょうか。

気分悪いなーと内心思いながら通り過ぎると、今度は別の宣伝カーのアナウンスが。

2台目の宣伝カーからは、「子育て施策を充実するために役所の仕組みを作り直すのが都構想。反対派はデマばっかりです」などとアナウンス。これまた気分悪い話です。

橋下と維新の会が、子育て施策をめちゃくちゃに悪化させてきたことは明白です。

幼稚園・保育所の全園民営化を策動、市立保育所保育料を私立並みに値上げしようと図る、保育所設置基準を緩和し「つめ込み保育」を悪化させる、近隣地域唯一の分娩設備のある病院で小児科医療の要も担っている住吉市民病院の廃止、小中学校統廃合を図る、全国学力テストの学校別成績公表で学校間・地域間の競争を図る、学校選択制の導入、高校入試制度の相次ぐ改悪で入試競争激化――これが橋下や維新のやってきたことです。

また大阪市の廃止・解体、維新が言うところのいわゆる「都構想」に伴い、幼稚園や保育所は民営化することが、特別区設置の「協定書」に明記されています。

これらの事実を考えると、「子育て施策の充実」とはどの口が言っているのでしょうか。しかも維新は反対派側の指摘に対しては、具体的な根拠も示せず「デマだデマだ」とわめくだけ。どっちがデマを振りまいているのでしょうか。

一方で、街の中には新しい「都構想」反対のポスターも増え、また反対を訴える宣伝も何ヶ所かで見かけることができました。

またこんな紙を貼っていたお宅も見つけました。

「はんたい」の手書きポスター

おそらく毛筆で手書きした「はんたい」の大きな文字が書かれた紙でした。

大阪市を守りたいという市民の連帯と良心をフルに発揮したいものです。