政治資金パーティーで高校吹奏楽部に演奏させる:維新議員

 大阪維新の会の美延映夫大阪市議(北区選出)の政治資金パーティーで、市立高校吹奏楽部が2曲を演奏していたと、2013年9月18日に報じられた。大阪市教委は「教育の中立性に抵触する可能性がある」として調査を始めたという。

 報道によると、美延市議の支援者が同校吹奏楽部の後援者でもあり、そのつてで吹奏楽部顧問教諭に演奏の話を持ちかけた。顧問教諭は地域行事だと思って承諾し、2013年8月31日に行われたパーティーで部員約100人とともに会場で演奏したという。パーティー券の購入や謝礼受取りはなかった。

 美延市議は「吹奏楽部を応援したい気持ちで場を提供したが、教育の政治的中立性への配慮が足りなかった」などと話したという。

 顧問教諭が「地域行事だと思っていた」という主張については、現時点では本当にそう思っていたのか、それとも問題になったからあと付けでの言い訳か、判断できるするほどの材料はない。

 しかし少なくとも、議員の側が政治的行事で学校関係者を組織的に参加させるなど、明らかに問題である。顧問教諭だけに責任をなすりつけず、議員の側の責任も問われなければならない。