台風18号そっちのけで堺市長選の選挙活動をした橋下

橋下・維新堺市, 大阪市長

2013年9月16日、台風18号が日本に接近した。近畿地方では同日早朝に最接近し、暴風雨で被害をもたらした。

台風は特に京都や滋賀で被害をもたらし、京都市営地下鉄御陵駅水没、桂川の氾濫で嵐山浸水・渡月橋ももう少しで流されそうになった、福知山市では市全域に避難勧告などの被害がみられた。

大阪では、大和川が氾濫警戒危険水位に達し、大阪市では過去に例を見ないような広域の避難勧告が、長居公園通以南(住之江・住吉・東住吉・平野の各区の一部)の住民約20万人に対して出された。ここ30年来氾濫したことがなかった大和川が氾濫のおそれという非常事態。

しかし、大阪市長である橋下は何をしていたのか。当日はツイッターで上から目線で、事態そっちのけで前日15日に告示された堺市長選挙に関するツイートを連発していた。

最初のツイートで「市長が個人的にツイッターで知らせるものではありません。これは市役所として組織対応していきます。」と予防線を張りながら、2本目のツイートでは、台風で災害を不安がる市民を小馬鹿にするかのようなツイート。

市役所のトップである市長は、対応は現場の市職員に丸投げし、自宅にこもって知らん顔。この後延々と、堺市長選挙での対立陣営である竹山修身堺市長への攻撃。(橋下ツイッターのツイログ2013年9月16日

さらに、維新の市長候補は、宣伝カーを出して通常の選挙活動をして、目撃した住民からは批判されている。

一方で、竹山堺市長は選挙活動を中断し、市長として市役所に登庁して陣頭指揮、大和川と西除川の状況を視察した。それが伝えられると橋下は、竹山市長の行為を非難するというお粗末ぶり。

橋下については、災害対策ひとつとっても「普通」ではない。普段の政治的立場はどうあれ、災害時には陣頭指揮をとるのが通常の首長であるが、災害時の橋下の態度は異常としか言いようがない。

今回だけのことではない。橋下や維新の連中は、過去にも似たようなことをやらかした前歴がある。大阪がゲリラ豪雨に見まわれ、大阪市内各地、特に災害予想では「史上最悪級の豪雨でもない限り浸水する可能性が低い」と判断されていた土地まで浸水したが、橋下はその日もツイッターで政局について延々と連続ツイートしていた。松井一郎大阪府知事(維新の会幹事長)も、ゲリラ豪雨のまっただ中に「休暇で妻の実家に帰省中。酒がうまい」とのんきツイートを出してひんしゅくを買うお粗末ぶりである。

維新の首長では災害時の非常対応などできない。このことは強調しておくべきであろう。

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