「居住実態ない」維新市議の当選無効を決定:京都府城陽市選管

橋下・維新

2015年4月の京都府城陽市議選挙で当選した維新の党の井上清貴市議(38)について、京都府城陽市選挙管理委員会は2015年6月1日、市内に居住の実態がないと判断し、当選を無効とする決定をおこなった。

同氏は決定を不服として争う方針。京都府選管に異議を申し立て、府選管でも却下された場合は裁判を起こすことができるという。市議の身分は最終的な決定まで保障される。

井上氏は2014年9月、京都府宇治市から城陽市への転入届を出した。しかし市民から「居住実態がないのではないか」と訴えを受けて選管が調査。届けられた住所では、▼水道の栓は数年前から閉じられたままで、転入届があったあとも水道が開栓されていない。▼電気使用量も転入前後で変わらない。▼し尿くみ取りをおこなっていない。▼近隣住民が「人が住んでいる様子はない。人が住んでいる様子を見たこともない」と証言した。――ことがわかったという。

公選法の居住実態の認定は厳しいもので、単身赴任ですら実際にその場で生活していても一時的な拠点とみなされて「居住実態を満たしていない」とみなされる可能性もあるものである。ましてや、水道や電気などの使用実態がないなど、どうやって生活できるのか。住所だけおいて、別のところで生活していたとみるのが自然だろう。

井上氏は代理人の弁護士を通じて「城陽市で仕事を続け、市民として活動してきた」とコメントを出し、疑惑を否定しているという。しかしコメントの内容は、具体的な調査結果の内容とは全く噛み合っていないものである。

また維新の党京都府総本部・田坂幾太代表は「見解の違いもあるだろう。現時点で党として対応することはない」とまるで他人ごとのような無責任なコメント。

この政党のいい加減な体質が見えてくる。

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