区制90周年の節目に区をつぶそうとする大阪都構想

大阪市住吉区のウェブサイトを開くと、「平成27年(2015年)は住吉区制90周年です」の文字が飛び込んできました。

大阪市は1925年4月1日、第二次市域拡張を実施しました。従来の市域はおおむね現在の大阪環状線の内側と臨港部でしたが、当時の西成郡と東成郡の全町村を編入合併し、現在の大阪市のほとんどが市域になりました。

編入されて新しく大阪市になった地域に、住吉区・西成区・東淀川区・西淀川区・東成区の5区を設置しました。また旧市域でも、従来の北・南・東・西の4区から区を分割し、此花区・港区・浪速区・天王寺区の4区が新設されました。計13区になりました。

その後1932年・1943年・1974年に区の分割や境界変更がおこなわれ、また1989年に区の合併がおこなわれ、現在の24区となりました。

一方で住吉区など9区の区制90周年、および大阪市編入90周年を前に、「大阪都構想」なるもので大阪市と行政区を解体し、特別区に再編するという話も持ち上がっています。

これは単なる区の合併ではなく、自治体としての大阪市を解体し、全く異なる特別区にするということです。市を解体することで、単なる地名の廃止ではなく、財政的にも立ちゆかなくなったりすることも予想されています。

区をつぶす=大阪市を潰すなど、断固として認められないことです。