大阪府議会での異常な再議権行使

2015年9月2日の大阪府議会本会議では、大阪戦略調整会議(大阪会議)の規約改正案が議題になり野党側の賛成多数で一度可決したものの、松井一郎知事が再議権を行使し、再議決では賛成が3分の2に満たず廃案になった。

「大阪会議」では、大阪府・大阪市・堺市3自治体の委員のそれぞれ過半数の賛成で成立するとした規約を逆手に取り、初回から維新の側が難癖をつけて会議を妨害したことが混乱の元凶となった。

野党側がそれを防いで正常化を図るために、議題の選定や協議順位などについては全体の過半数で決めるよう規約改正する案を提出した。

しかし維新の側は「人権侵害」「差別」などと難癖をつけて反対討論。松井知事も7度目となる再議権を行使したが、再議に対する質疑の際、再議理由については抽象的な答弁を繰り返したり、逆切れ気味に返したりなど、全く理解できない態度をとった。

再議権の乱用で混乱させ、維新にとって思い通りにさせるような強引な運営をしようというのは、とうてい認められるものではない