維新堺市議の政務活動費不正疑惑、他にもあった

大阪維新の会の小林由佳(よしか)堺市議が政務調査費を不正に請求していたとされる問題。

小林よしかウェブサイトのキャプチャ

ウェブサイト管理費用に相場の数倍の支払いを行っていただけでなく、架空の政治活動ビラの費用を請求していたのではないかという疑惑も指摘されている。

テレビ局が小林市議の選挙区の堺市北区の地元住民に取材したところ、ビラを見たことがないと証言する人ばかりだったという。

また小林市議のビラの印刷を発注していた印刷業者は、元小林市議秘書で2015年4月に堺市議に初当選した黒瀬大堺市議(堺市西区選出)だということも判明した。黒瀬市議は取材に対して、領収書など証拠は出せないかのような言葉の濁し方をしている。

これは疑惑を徹底解明すべき案件ではないか。

さらに、小林市議の居住実態についても疑問が投げかけられている。小林市議の夫は西野修平大阪府議である。西野氏は河内長野市選出で、河内長野市で生活しているという。

大阪府議なら大阪府民であるかぎり、必ずしも選挙区内に居住しなくてもよい。しかし堺市議だと堺市民であることが議員の要件となる。

西野氏・小林氏と家族が堺市で暮らし、西野氏は選挙区の河内長野市に通うのなら法的には問題がない。しかし西野氏が河内長野市で生活していることで、居住実態の疑惑を指摘する人もいる。

関係者によると、西野氏は単身赴任状態だと話しているという。しかし堺市と河内長野市という電車や車で30分程度の比較的近い地域で、結婚から数年目で、乳幼児もいる状態で、別居とは不自然ではある。

また公職選挙法では、単身赴任状態でも居住要件を満たさないとみなされるおそれがある。

東京都議選では、ある政党がその地域で仕事をしていた党関係者の人に対して立候補を要請した。候補者になった人は当時東京都外の自宅からその地域に通っていて、立候補要請を受諾して家族で都内に引っ越す準備をしていた。しかし家族で住む家は見つけたものの家庭の事情ですぐに動けなくなったので、本人が所属政党に相談した。本人と所属政党の相談の元、本人だけ先に単身赴任状態で住民票を移して引っ越して候補者活動をおこない、時々都外の家族のところに帰る生活でも法的に問題はないとして、その条件で候補者活動が始まった。しかし後で居住要件を満たさないと判断されるおそれがあるとわかり、急遽候補者の差し替えをおこなった。

このことを考えても、小林氏の居住実態はどうなっているのか、非常に疑問になる。

いろいろと疑惑が出てきて、ますますわからなくなる。