橋下ツイッターでの稚拙なデマ

橋下・維新2015年大阪W選挙, 中学校給食, 暴言, 橋下の嘘

橋下徹がツイッターに嘘・デタラメを書き散らし、大阪市長選挙に出馬意向を示しているとされる柳本顕大阪市議陣営を事実無根の内容で貶める行為を繰り返している。

大阪市会の動向に注意を払っていたらひと目で嘘と見破れるような稚拙な内容である。しかし市会の審議の動向を間近で見ているはずの現職市長が、嘘とわかっていながらデマを流すという悪質なものである。

突っ込みどころは多数あるが、とりあえず二点。

中学校給食

一点目は中学校給食について。

事実認識がでたらめである。 確かにかつての大阪市会自民党では「愛情弁当論」が主流を占め、弁当をメインにしてセーフティネットとして昼食提供事業をおこなうにとどめ、中学校給食導入には消極的だったのは、歴史的事実である。 しかし自民党内で「愛情弁当論」を一番強く主張していた議員は、現在は維新に移っている。

2007年5月24日 大阪市会文教経済委員会 辻淳子市議

私としては、親子の関係が希薄になっている今、愛情弁当を学校に持たせるということはやっぱりいいことだというふうに考えます。

 

2007年12月26日 大阪市会文教経済委員会 辻淳子市議

私はどちらかというと愛情弁当の、今、こんだけ親と子の関係が希薄になってる時代、中学校の3年間、お弁当をつくってあげるということも親としては大変な、子供との関係をやっていくわけで大切な部分ではないかなというふうな考えで質問させていただいてるんです。

この他、現在は維新に移籍した東貴之市議や井上英孝市議(当時・現維新衆議院議員)も、「愛情弁当論が基本と考える」とする代表質問をおこなっている。

一方で、中学校給食実現を目指す平松邦夫市長が就任した2007年末以降、中学校給食に懐疑的だった自民党や公明党の議員も、主張のニュアンスが変わり、2011年の中学校給食導入のための補正予算には全会派が賛成している。

また中学校給食導入後は問題点が多数浮上したが、市議は誰も「愛情弁当に戻せ」とは主張せず、中学校給食として質の向上を求める方向での質疑をおこなっている。 この事実経過を踏まえれば、自民党市議出身の柳本氏が市長に当選すると、中学校給食が廃止されるというのは、橋下が勝手に捏造したデタラメだといえる。

大阪市会の定数是正

二点目のデタラメは、大阪市会の定数是正について。


これも稚拙な大嘘である。

大阪市会の定数問題について、是正を妨害してきたのは、維新の強引な手法が主な原因となっている。

維新は、目についた選挙区の定数を削減するだけで、市全体として20議席近くの大幅削減、行政区間での一票の格差拡大など、極めて問題のある「定数是正」案を一方的に提示した。そのため他会派からはとうてい受け入れられないと拒否されたのが事実経過である。

そもそも、定数是正イコール定数削減ではない。むやみに定数を削減すると、民意が反映されにくくなることにつながる。

しかも維新は、問題点を改善しないままに同じような案をしつこく出し続け、ついには選挙直前にも定数「是正」案を出した。選挙区住民への周知徹底期間などもあり、選挙直前での定数の変更はありえないとされているものである。

2010年国勢調査で、西成区(市会の定数5)は住之江区(定数4)に人口で逆転されたという調査結果が出ていることは事実である。

2015年市議選も、西成区定数5・住之江区定数4で実施された。ただそれは、維新が定数改善を妨害するような態度に出たので逆転現象が改善されなかっただけである。柳本氏がたまたま西成区選出だったということに目をつけ、維新の行為を棚上げにして、柳本氏が自分の議席のために逆転現象改善を妨害しているかのように大嘘を言い立てるのはおかしい。

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