橋下市政の実績は「暮らし予算バッサリ」

橋下市政のもとの大阪市では、生活に密着する予算が大きく減らされています。一方で橋下・維新は「4年間で良くなった」かのように宣伝しています。

『しんぶん赤旗』がその間違いを具体的に指摘する記事を出しています。

しんぶん赤旗2015年10月18日

住民いじめの「維新政治」ノー 橋下氏は「実績」強調するが 暮らし予算ばっさり 大阪ダブル選挙

11月22日投票の大阪府知事・大阪市長ダブル選挙を前に、橋下徹大阪市長率いる地域政党「大阪維新の会」が、橋下市政の4年間で「大阪はこんなに良くなった」と数字を挙げて宣伝しています。ここには大きなごまかしがあり、「維新」市政・府政で住民生活はむしろ困難になっています。

橋下氏は「雇用が新たに生み出されている。これは維新政治の力だ」と力説します。しかし、その中身を見ると、増えたのは非正規雇用です。前年に比べて非正規雇用が5万3千人増えた一方で、正規雇用は3万9千人も減っています(府労働力調査、2014年平均)。

「僕と松井(一郎)知事になってから有効求人倍率は上がっている。全国の中でも断トツだ」と橋下氏は誇ります。確かに大阪府の有効求人倍率は、橋下氏が市長に就任した2011年度の0.68倍から1.12倍(14年度)になりました。ただ、全国平均を見ると、11年度は0.68倍で、14年度は1.11倍です。大阪府は全国平均並みで「全国の中でも断トツ」とは言えません。

橋下「維新」は、大阪市の市債(借金)を減らしているとも自慢しています。大阪市の市債残高は04年をピークに、10年連続減(全会計)で、橋下市政以前から減っています。橋下「維新」はその事実は伝えず、橋下氏の任期部分だけを切り取り、”実績”として市民に吹聴しているのです。

橋下「維新」の”実績”の正体は、府民・市民いじめの政治です。

「維新」府政の7年間で、福祉・介護・医療など暮らしにかかわる予算は1551億円も削減されました。

一方で、維新政治の持ち込みを阻止した堺市では、国民健康保険料を6年連続で引き下げました。橋下市政は、国保会計は黒字なのに2年連続で国保料を値上げしています。また、堺市で「おでかけ応援バス」の充実が進む一方、橋下市政は赤バス(コミュニティーバス)を廃止し、敬老パスを有料化しました。

「過去に戻すか、前に進めるか」を掲げる橋下「維新」。彼らの「破壊的な改革」(橋下氏)を「前に進める」政治では、暮らしは苦しくなるばかりです。(笹)

しんぶん赤旗 2015年10月18日