出直し大阪市長選雑感

3月23日投票の大阪市長選挙、橋下・維新にダメージを与えるためにはと熟慮した結果、投票率を下げることがベターと棄権を選択した。

選挙自体、都構想で法定協議会で思い通りにならなかった橋下が、話し合いの場を放棄して外野から野次っている形になっている。話し合いの場が用意されているにもかかわらず、それを無視して選挙に走り、しかも選挙で再選されたところで法定協議会の委員は変わらないから意味はないというシロモノである。

法的にはこういう形での選挙は想定しておらず、こういう脱法的なことをする人物への対応の定石があるわけではない。

橋下を支持しない勢力は候補者を擁立しないことで橋下を独り相撲にさせる戦略をとった。一方で野党とは関係ないところからも候補者が出て、選挙戦になった。

橋下批判の意思を表示する方法として、棄権で投票率を下げる、あえて白票や無効票を入れ無効票を増やす、対立候補に投票するなどの事が考えられる。

一方で維新側は、大阪市長選としては過去最低の投票率となった2005年市長選を引き合いに、その得票率28.5%と当選した関淳一市長の得票数(28万票)を超えることが目標などといっていた。信を問うと言いながらこのような低い目標。

また維新の「全体会議では、選対幹部が、低投票率に終わった区の府議・市議については来年の統一地方選で公認しない可能性を示唆する」(読売新聞2014年3月22日付『低投票率予想に維新が呼びかけ躍起…大阪市長選』)などとも報じられた。

それなら棄権して投票率を下げるのが一番いいのではないか、橋下・維新の嫌がることをやればいいと判断した。

個人的には棄権を選択したが、白票や無効票、対立候補への投票などの判断をされた方を否定したり批判するつもりはない。たまたま具体的な行動の判断が分かれただけで、反橋下・反維新という意味では同じ思いの人たちである。

市長選の結果がどうなっても、議論の場は議会である。議会をないがしろにした以上、橋下・維新が一方的に暴れられるような状況は狭まっていくと予想される。今後の動向を注視したい。

(3月23日 20時)