相変わらず嘘で相手陣営を中傷するだけの維新

橋下・維新2015年大阪W選挙, 維新の西成区ヘイト

10月28日夜に西成区民センターで行われた大阪維新の会タウンミーティング。時間が空いたので、相手陣営の主張をチェックする目的でツイキャスで見ていた。案の定、聞いていて気分の良いものではなかった。

司会の辻淳子大阪市議も、メイン弁士の橋下徹も、相手候補や他会派の悪口ばかり。それでも会場が受けているというのも怖いし、一種の催眠商法ではないかと気持ち悪くなった。

しかも非難の内容も事実に基づくものではなく、その場限りのデタラメ。相手候補の柳本顕氏の地盤でもある西成区ということを意識したのか、いつもの「柳本一家は70年間西成で何もしてこなかった。あいりん地区を放置してきた」「橋下と維新が初めて、あいりん地区の現状を変えた。これまでの市政や議員は何もしなかった」という使い古されたネタを蒸し返していた。

しかし実際は、橋下以前の市政のもとであいりん対策は動き出している。橋下のやっていることは、ゴミ不法投棄改善などのまともな部分については単に前市政を継承したに過ぎず、自分たちだけが初めて変えたかのように言うのは間違いである。

例えばあいりん地区での不法占拠屋台の撤去問題については、地元住民や各会派の要望、平松邦夫大阪市長(当時)の現地視察や、2008年12月15日大阪市会決算特別委員会での柳本顕市議(当時)の市会での質問など各方面での取り組みが積み重なり、平松市政のもとで翌2009年に撤去が具体的に動き出し、1年後の2009年末までに撤去が完了した。

大阪市会の議事録より

平成19年度決算特別委員会(一般)平成20年12月
◯平成20年12月15日

◆柳本顕委員 ・・・ちょっと見なれない光景かと思いますけども、これは私の地元でもあります萩之茶屋小学校の東隣でございまして、このように露天商と言えるようなものではなく、本当に木枠がしっかりとできてるものなんですけども、このようなものが建ち並んでいるという現状がございます。西成区のあいりん地域内にある萩之茶屋小学校東側には、露天商が長期にわたり立ち並んでおります。学校はもとより、地域でも問題意識は強く、子供の安全な通学路、また学習環境を確保する観点からも地域の環境改善の観点からも、早期の状況打開が求められているところでありました。

 そんな状況下で起こるべくして起きたというか、先日、11月27日にこの露店の一角で火災がございました。

(中略、教育委員会や健康福祉局の担当者への質問と答弁)

◆柳本顕委員 ・・・たまたま、本当にたまたま午前3時というときに起きた火災でございましたので、子供たちに被害はありませんでした。しかし、これで子供たちに被害が及んでいれば、市長が現状を知りながらも何も手を打たなかったという不作為を問われても言い逃れはできないと考えます。この際、府警との協議・協力も必要であるかと思いますし、地域の方々との調整も必要ですが、市長の英断を下すときだと考えますが、どうでしょうか。

◎平松市長 お答えいたします。

 まず、萩之茶屋小学校東横にございます露店の問題でございますけれども、委員御指摘のように、この4月に見せていただきました。その解決のために横たわっている大変困難な問題と、それと三十数年にわたってそういった状態が放置されているという現状に驚きました。

 それから、関係部局に対しまして、大きな困難が横たわっているのはわかりましたので、まずできることから一つずつ手をつけていこうやというふうに指示をしていた中で、11月27日の火災ということになったわけでございます。結果といたしまして、地域住民の方々に大きな不安をお与えしてしまったということを、申しわけないと、遺憾であると認識しております。

 火災発生の報告を聞きまして、当日、庁内にございますあいりん対策連絡会議において関係課長会を開催するように指示いたしましたと同時に、私自身も府警本部に連絡をいたしまして、改めて具体的な協力方法等を協議したい旨、要請いたしました。

 萩之茶屋小学校の東横の道路から露店を排除するためには、委員御指摘のように、一時的な対症療法的な措置ではなくて、将来にわたってこの場所に露店が設置されることのないように万全な措置を講ずることが不可欠であり、このためには、当該道路を含む街区のまちづくりといった総合的な視点からこの道路の機能や位置づけ等について地元と話し合いを行うとともに、所轄警察署等の関係行政機関とも協議の上、道路の構造でありますとか、あるいは形態の改良・変更を行う必要もあるかと思っております。そして、委員から御指摘をいただきましたこれらの露店に対しまして、その場所で営業する権利を得たように受けとめられてしまう営業許可や、営業活動を現実に支える結果となっている公衆トイレなどにつきましても、この問題の解決に向け、本市として整合性・統一性のある取り扱いをする必要があると考えております。

 これらさまざまな課題が各局にまたがることから、関係局及び関係行政機関と協議・調整を行うとともに地元と話し合いを行い、地元の御理解を得た上で、早急に道路改良工事、営業許可、公衆トイレ、電気の供給等の取り扱いに関する行動計画と工程表をまとめる必要があると思っております。

 今後、部局の縦割りの弊害に陥ることのないように、トップとしての私の判断が的確に伝わるよう、あいりん対策連絡会議の中に萩之茶屋小学校周辺環境改善特別チームを設置いたしまして実効性のある計画をまとめたいと思っておりますし、それと同時に、最大限の協力を得られるように府警本部に対しまして協力要請をより一層していくということなどを含めて、環境改善に向けて迅速に取り組みたいと思っております。どうぞ御協力をよろしくお願いいたします。

http://www.city.osaka.lg.jp/contents/wdu210/mayor/text/text091224.html
2009年12月24日 平松邦夫大阪市長記者会見

西成区の萩之茶屋小学校周辺道路上の屋台をはじめとする47件の不法占拠物件につきまして、全件の撤去が完了いたしましたので、ご報告させていただきます。

去年の11月に屋台で火災がありました。そして、その屋台に隣接している萩之茶屋小学校の窓ガラスが割れるなどの被害が発生しまして、私もちょうど1年前になりますか、現場を見に行きました。

これまでも「子どもが通学する道なので、なんとかしてほしい」という地元の方からの一日も早い環境改善を求める声があったんですけれども、抜本的解決を図るために、今年の2月に関係8つの所属からなります『萩之茶屋地域環境改善特別チーム』を立ち上げました。6月以降30名体制の現地指導班を編成いたしまして、屋台店主の方と自主撤去に向けた話合いを進めてまいりました。その結果、一昨日、22日をもちまして、最後の物件の撤去が完了し、当初の想定よりも早く全件撤去を達成することができたわけでございます。

(中略)

今回、この不法占拠物件の撤去が無事に終了しましたが、これですべて終わったわけではございません。今なお、あいりん地域には様々な課題が山積しております。これからも地域の方々といっしょになり、府警本部、西成警察署にも引き続きご協力をいただきながら、さらに、この問題を契機に、労働行政を担う国や大阪府にも提携を訴えて、ひとつずつ課題を解決し、行政としての責任を果たしてまいりたいと考えておりますので、今後ともよろしくお願いいたします。

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