橋下が本会議中にまた不規則発言、議員を個人攻撃

 2014年5月14日の大阪市会本会議では、日本共産党の北山良三市議が代表質問。

 質問は一問一答形式で行われた。

 北山市議はまず、橋下市長が出直し市長選挙に打って出たことについて、共産党としては大義がないものと考えているが、市長はどう認識しているかと質問した。

 橋下はその答弁に立った際、質問には答えず、実名を名指ししなかったものの別の共産党市議を攻撃し始めた。

 きっちりと文字起こししたわけではないが、おおむねこのようなことをいっていた。

 「共産党の議員の中にも1人だけ態度の悪い若造がいる。睨みつけるなどして態度が悪い。共産党としてあの若造を何とかしてくださいよ」

 そもそも、北山市議の質問とは全く関係ないことである。「睨みつける」などは主観でいくらでも言いがかりを付けられる。仮にやじや居眠りなど「態度が悪い」と客観的にみなされる行為があったとしても、議場外で議員団なり議長を通じて申し入れるべきものである。

 橋下市長が念頭に置いている「若造」とは誰のことを指すのかは不明(共産党市議8人のうち4人が30代~40代前半の若手)だが、そんなものを詮索する必要もないだろう。

 明らかに、橋下の不規則発言であり、暴走である。橋下の本会議での不規則発言は今回が初めてではなく、過去に何回もやらかしているが、過去の発言以上に悪質な個人攻撃になっている。

 北山市議は橋下の不規則発言を何事もなかったかのように無視し、淡々と質問を進めた。しかし橋下の答弁はこの手の質問とは関係ない話を繰り返すばかり。議長からは2度にわたり「質問に関係ない答弁はやめてください」と注意を受ける。

 議長は正常な議事進行は不可能と判断したのか、質問中に突然休憩動議を出し、暫時休憩に入った。休憩中に各会派の打ち合わせが行われていた様子。

 再開後、議長は「市長の不適切発言は議事録作成の際に考慮する。市長が指摘した行為については対応を求めた。議会の品位を保つよう各位の協力を願いたい」と報告があり、その後は何事も無く議事が進んだ。橋下本人からの謝罪などの答弁はなかった。