維新演説会での暴力事件、加害者を書類送検

出直し大阪市長選挙の最中、候補者だったマック赤坂氏らが維新の関係者から暴行を受けた事件で、大阪府警は5月30日、暴力を加えた4人を傷害と公選法違反(選挙の自由妨害)容疑で書類送検したと報じられている。

事件は2014年3月12日に起きた。橋下氏の個人演説会に参加したマック赤坂氏は、会場での質疑応答の際に発言を求め、主催者側の松井一郎維新幹事長(大阪府知事)が許可した。

その際に正体不明の青ジャンパーの60代前後の男が跳びかかり、マック氏を外に引きずり出そうとした。この際に他のスタッフとももみあいになった。

この間の経過は複数の映像として、ネット上にも公開されている。

(参考)→維新スタッフとみられる人物からのマック赤坂氏への暴力事件・映像文字起こし

維新側は「マック氏が挑発目的で来た」と判断し、何かあれば手を打とうと事前に相談して体制をとっていたようにも見える。しかしマック氏の意図はともかく、具体的な妨害行為などが一切ない段階で、維新の側が一方的に暴力行為を仕掛けているとしか見えないものである。

マック氏らの記者会見によると、同氏らが刑事告訴したのは青ジャンパーの男、維新の警備担当の大男・通称「大入道」と、ドアの外で待機していた維新スタッフ2人の計4人とのこと。おそらくこの4人が書類送検されたと思われる。

維新は事件直後、青ジャンパーの男は維新関係者ではない、一般参加者が思わずやったのではないかというふうに公式見解を出していた。しかし、一般参加者の行動と仮定すれば全く説明がつかない、維新関係者の組織的行為としか考えようがないような内容もある。

現時点での新聞報道では明らかにされていないが、書類送検された人物の具体的な行動、また最初につかみかかった青ジャンパーの男が維新関係者かどうかについても、詳細な報道が求められる。

さらに重要なことは、維新は意に沿わない相手には暴力的な対応をとっても平然としている集団であるということである。これは極めて危険なことである。刑事事件としても毅然とした処分を望む。