11月3日難波高島屋前街頭演説会

ニュース2015年大阪W選挙, 山下よしき

2015年11月3日、「明るい民主大阪府政をつくる会」と「大阪市をよくする会」が大阪W選挙に向けて街頭演説をおこないました。

2015年11月3日なんば高島屋前

2つの会は、大阪府知事選挙と大阪市長選挙で独自候補を立てず、府知事選ではくりはら貴子さん、大阪市長選では柳本あきらさんを勝手連的に自主支援することを表明しています。

司会は落語家の笑福亭竹林師匠。司会の合間に「人の意見を聞けへんようなリーダーはアカン。自分の生き方を転換する選択です」「4年前の市長選挙、覚えてはりますか。共産党の渡司さんという候補者が決まっていたけど、直前でおろして平松さんを支援した。これは共産党は本気やーって感じた」などと話しておられました。

若手弁護士や平松邦夫前大阪市長が話したあと、メイン弁士は日本共産党の山下よしき書記局長。

演説する山下よしき

山下さんは「キーワードは『さよなら維新』。維新政治に終止符を打ってまっとうな大阪にする」と切り出しました。

自民党と共産党は東京では対決しているが、大阪ではなぜ共同するのかについても、「それほど橋下維新がひどい。自民党が嫌いとか共産党が嫌いとか言っている場合じゃない。府民の共同で終わらせなければならない」と明快に訴えました。

橋下維新の政治の問題の極みとして、「都構想」の問題を振り返り、「5月17日には『都構想』反対の素晴らしい決断を下した。橋下維新はラストチャンスといったんだからラストにすべき。11月22日には『都構想』お断りをきっぱり示そう」と訴えました。

維新府政の大型開発の8年間で給料や消費・生産が落ち込み、税収も落ち、そのしわ寄せは府民にきているとして、「W選挙の候補者は自民党出身の方ですが、私たち自身のたたかいでもある。大阪府民の暮らしを守り経済を守るためのたたかい」と指摘しました。

また維新政治とのたたかいを通じて、他党との共同と共通点が広がり発展してきた、この共同が大阪の未来を切り開く新しい力になると訴えました。

候補者が掲げる政策と共産党の政策は全て一致しているわけではないが、共産党の立場で賛成できるものは前にすすめるための共同を広げる、共産党としては反対のものについては議論・論戦しながらより良いものを作っていきたいとしました。

意見の違うものを排除するのが橋下維新の政治だということも、法定協議会の強引な運営を例にあげて訴えていました。

民主主義が崩される維新政治ではなく、まっとうな大阪をみんなでつくりましょうと訴えていました。

また維新政治からの転換で、市民・府民の切実な要求を実現する道が広がると指摘しました。維新政治の元で、府政では学校警備員が廃止されたこと、ものづくりや商業を支援する予算が8年間で4分の1になったこと、橋下市政になってから住吉市民病院廃止・幼稚園民営化計画などがおこなわれたとし、府民・市民の声を聞いてくれるまともな府政・市政に転換しましょうと訴えました。

そのうえで、くりはら府知事予定候補・柳本市長予定候補の政策は、府民・市民の要求を反映しているとも紹介し、「民主主義を大切にする政治になれば、府民・市民の要求につながる」と訴えました。

山下さんは最後に、「『大阪が変われば日本が変わる』はかつての1970年代の革新陣営のスローガンだったが、今やすべての人の共通スローガンといえる。協同の力で新しい大阪を作りましょう」と訴えました。

山下さんの演説は、主に共産支持層に向けた内容です。一方で維新の側が「政策が違う政党同士の野合」かのように言い立てて非維新を切り崩しにかかっていることや、非維新・反維新の中の「維新も自民も嫌い」という層の一部に自民党出身候補を推すことに戸惑いや抵抗があるという状況もあります。山下演説は、自民党支持層をはじめとした他党の支持層、また維新にも国政自民にも抵抗があるリベラル寄りの無党派層にとっても、今後の判断や維新への反論のヒントになるような、応用が効く内容になるんではないでしょうか。

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