西成区市議補選の結果が出る

2015年11月23日投開票、大阪W選挙と同時実施された西成区市議補選(定数1)は、以下の様な開票結果になりました。

当選 岡田やすとも 大阪維新 17407 41.86%
矢田幸之助 自民 16220 39.00%
山本かずお 西成大阪維新 5184 12.47%
いながきひろし 無所属 2775 6.67%

大阪維新の会の候補が当選し、大阪市長選挙に出馬にともなって辞職した柳本顕前市議の後継者の自民党候補などは及びませんでした。

大阪維新の側は、行政上西成区内に主に広がっているあいりん地域について異様に言い立て、自分たちが改善してきたなどとと言ってきました。あいりん地区の否定的な課題の原因を柳本氏やご親族へなすりつけるような、個人攻撃レベルの中傷も含めた攻撃もありました。

大阪維新の会の内紛と思われる「西成大阪維新の会」の候補者出馬、そして大阪維新の会の側の他陣営への攻撃的態度、選挙の様相もこれまでには見たことがない、異様な印象を感じました。

岡田陣営は、宣伝カーや運動員のメガホン宣伝で「まがい物の候補が出ていますが、大阪維新の会唯一の公認候補です」「自民党共産党の野合には負けません」などと叫んでいました。また、岡田陣営の運動員が、通行人に対して悪態をつき吊るしあげるような対応も目撃しました。

維新の政治的主張に対して個人的には批判的ですが、それ以前の内容――意に沿わない他者を攻撃・罵倒して排除しようとするような態度――で不快感を感じました。これは政治的主張のいかんにかかわらず、人としてしてはいけないことです。

このような陣営が相当の得票を得て当選したのは、考えさせられます。

一方で西成大阪維新の会の山本氏、もともとは維新から大阪市議選に出馬された経験もある方。維新の側が一方的な攻撃を加えても、自分は維新の政策に賛同しそちらの方向を目指すとコツコツと訴え、他者への攻撃的な態度は一切見せませんでした。維新でも山本氏のような方ばかりなら、議会制民主主義の土壌で話せる政党になっていたのかもしれませんね。

また、こんな事件もあったのですね。

大阪維新の会による、他陣営への暴力的な態度が記録されています。維新の運動員が恫喝的な態度や暴言を繰り返しているのが、映像からも確認できます。