大阪維新のW選挙戦術、府知事選挙で大阪市外切り捨て

橋下・維新2015年大阪W選挙

橋下徹が11月28日午前、ツイッターで維新が大阪W選挙でとった選挙戦術について長々と講釈する連続ツイート。

橋下がツイッターで連ツイするときは大抵、橋下自身や維新にとって不都合なことが指摘された時という法則があるので、今回も小林よしか堺市議の政務活動費問題を打ち消すためではないかという観測も。

それはさておき、大阪府民としては見過ごせない内容も。

維新は大阪市内に力を集中し、大阪府知事選についても、大阪市長選挙とのW勝利を目指して松井一郎候補はほぼ大阪市内だけで街宣、大阪市外の維新議員も市内に集中したと書き連ねている。

たとえばこれ。


まあこのこと自体は、知事選挙期間中に維新の宣伝場所をチェックしていれば、また維新の大阪市外の議員のツイッターやフェイスブックなどを見ても、明らかにそういうシフトをとっていると部外者でも感づいていたことではある。維新の側も公式に認めたことにはなる。

松井氏は現職、一方で相手側の栗原貴子候補は出馬表明が出遅れたこともあって、維新の側に大きなアドバンテージがあったことは想像に難くない。

しかしその一方で、大阪府知事は大阪府をくまなく見渡す立場である。大阪市の中心部も、堺・岸和田などの中世からの歴史ある古い街も、北摂や北河内などの郊外住宅地も、千里や泉北などのニュータウンも、大阪湾沿いの重工業地帯も、東大阪など町工場が並ぶ地域も、泉州の漁港も、北摂や南河内・泉州などの農業地域も、能勢町など山間部も、みんな大阪府である。府内の各地域がそれぞれの地域の特性を大事にしながら、つながって大阪府を構成している。

橋下は維新の選挙戦術を自画自賛しているが、これは大阪市外在住の維新支持者も含めた大阪府民をバカにしているのではないか。

選挙戦術としてこういうことをするのなら、当選後の府政全般についても、維新は一部の地域・人だけを相手にして、大半の地域を切り捨てたり無視するのではないかという危惧を感じる。

一方で栗原候補は大阪府全域をまわり、演説でもその演説場所の地域の名所・物産や、地域の道路状況などインフラの問題にも触れていた。栗原さんを押し上げられなかったのはほんとうに残念に思う。

スポンサーリンク