橋下がまた市会の審議妨害

橋下・維新JCP, 住吉市民病院, 大阪市会, 暴言

2015年1月22日の大阪市会民生保健委員会では、住吉市民病院の問題が集中審議された。

住吉市民病院は橋下・維新の意向で府立急性期総合医療センターと統合し、跡地には民間病院を誘致する構想が示された。しかし現行の周産期医療体制が維持できないとして、民間誘致は2度めの失敗をした。

それに対しての審議となった。日本共産党の北山良三市議の質疑中、橋下は不規則発言をおこない、審議を中断させた。

なお、橋下が共産党議員の質問中に不規則発言をおこなって審議を中断させるのは、これが初めてではない。何度も常習的におこなっている。

ネットで中継された内容から、関係箇所を文字起こしした。

北山良三市議:・・・そこでね、私、資料を配布したいと思います。

(事務局が各委員に資料を配布)

北山:いまお配りしている資料は、今年の1月17日に、住之江区・加賀屋公園でタウンミーティングが行われた。そして市長も松井知事もお越しになられて、ここでお話をされた。お配りしている資料はその時のお話の内容を起こしたものです。事前に市長にお渡ししてますので、市長や松井知事がお話されたものですので、まずここに間違いがあるという内容があれば訂正をお願いしたいと思います。

橋下徹大阪市長:知事のところはわかりませんが、僕自身のところは間違いありません。

北山:これはお話された内容のテープを起こしたものですので、多少聞き取りにくい部分があって(テープ起こし作業の際に多少のズレは出たとしても)、まるっきり真逆になっていることはないと思います。全文が3枚ございます。1枚目は私の責任で抜粋・要約したものです。ここで間違いを指摘しておきたいと思います。

まず一つ目は、冒頭で「自民党と一緒に共産党が嘘ばっかりいっている」と言っておりますが、これは間違いでございます。答えはいりませんので。これは間違いでございます。嘘はついておりません。

そして2つ目はですね、市長のおっしゃっていることの中で、「(住吉市民病院廃止によって)住之江の皆さんには少し遠くなるけど1時間や2時間の話ではない。1.5kmの話ですからバスで10分」。いつから1.5kmになったんでしょう。従来のいろんな答弁でおっしゃっておられたように、直線で2km。1.5kmじゃないんですね、これは訂正すべき。

それからこれは松井知事のおっしゃっていることでございますが、間違いだけ言っておきたい。「今大阪市の病院に税金100億円入っております」と(言ってますが)、これ100億円じゃないですね。平成25年度(2013年度)の決算で申し上げますと、89億800万円です。だから10億円以上の差があるわけです。10億円というのは簡単な数字じゃありません。これも訂正をすべきかと思います。ここは指摘だけにとどめます。

そこで、(資料には)松井知事のおっしゃったことを列記しております、松井知事の意見と・・・

(ここで橋下が不規則発言)「これは政治家としての発言です」「これだったらこちらからも質問させてもらわなければ」などと録音で聞き取れる

北山:委員長、これ私の質問中なんですけど、市長の発言を認めるんですか。

(橋下はさらに不規則発言をしている)「これは政党としての活動ですから」などと不規則発言

(「休憩」などと声が入る)

北山:橋下の不規則発言に対して「そういう議論じゃないでしょう。住吉市民病院の民間誘致の問題に関する資料として、私は発言させてもらっている」と発言

(橋下、さらに何かゴチャゴチャという。当方では聴き取れず)

委員長:この際お諮りいたします、委員会を暫時休憩することにご異議ありませんか。(「異議なし」の声)。異議なしと認めます。よって委員会を暫時休憩いたします。

都合の悪い指摘があると、不規則発言で質疑を遮り、混乱させて質疑そのものを中断に追い込むといういつもの手口である。

とうてい議会や行政では、また通常の社会一般でも認められないような、チンピラまがいの手法である。

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