住吉市民病院問題:大阪府医療審議会では反対多数

ニュース住吉市民病院

住吉市民病院統廃合問題について、12月11日の大阪府医療審議会では、反対の意見が多数を占めたそうです。

しんぶん赤旗 近畿面 2015年12月12日
しんぶん赤旗 近畿面 2015年12月12日

記事によると、委員29人中19人が出席、2人が途中退席、17人のうち12人が反対、4人が留保、賛成したのは1人だけ。

後半部で報じられている、各委員が出した異論にも注目です。

「この計画しかないというのは開き直りだ」「住吉市民病院には社会的問題を抱える子どもたちの入院の割合が高い。そういう子どもたちを受け入れられる体制があるのか」「重症の在宅の子どもたちが救急の時に行く場所がなく困る実態がある。小児科のベッド数が22床減ることは大きく、具体的な解決策がないと心配」「小児科・産科をしているが医師の確保は大変。実績のない民間病院の選考段階で間違っている」などの厳しい意見、異論が噴出しました。

大阪府医療審議会は、医療関係団体の代表を中心に、有識者、市長会・町村長会の代表(首長)、府議会の代表(健康福祉常任委員会の正副委員長)が委員になっています。

医療の専門家が大半を占める審議会で、このような意見が多く出ることは、真摯に受け止める必要があります。

どこかの医師出身の某暴言常習者の維新大阪市議が「反対は政治的な一部の意見」「医療関係者なら維新案に賛成する」かのようなうそぶき方を繰り返していました。しかし、そういう言い分は成立しないということは、医療審議会の経過が物語っています。

記事の内容と、大阪府医療審議会の名簿とを照合すると、賛成は府議会健康福祉常任委員会副委員長、大阪維新の会・池下卓府議(高槻市三島郡選挙区選出)だということです。大阪維新の会は住民や専門家の意見に耳を傾けない集団だなということがよくわかります。

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