ヘイトスピーチに初勧告が出ました

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法務省人権擁護局は2015年12月22日付で、在日特権を許さない市民の会(在特会)の元代表・桜井誠(本名・高田誠)に対し、2008年に東京都の朝鮮学校前で複数回にわたってヘイトスピーチを繰り返したとして、違法なものと認識して反省し、同様の行為をしないよう勧告しました。

桜井が計3回にわたり、朝鮮学校前で「朝鮮人を日本からたたき出せ」「殺してやるから出てこいよ」などと脅迫的言辞を繰り返したことが問題視されました。

勧告には法的拘束力や罰則はないということです。桜井はそのことを逆手に取り、何がヘイトスピーチかなど定義されていないなどと居直り、法務省を糾弾するとしています。

ヘイトスピーチは決して許されないことです。法的規制については、特定の人間・集団が悪用してその勢力にとって意に沿わない勢力の弾圧につながるような余地を排するために、法的に慎重で丁寧な技術的対応を十分に講じるという前提で、検討も選択肢に入れる必要もあるといえるでしょう。

現行法の範囲でも、桜井の言動がヘイトスピーチと認定され、勧告が出たのは、世論の高まりを受けた前進と言えるでしょう。

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