住民投票2回?「都構想」自体が終わった話です

共同通信によると、以下のようなニュースが飛び込んできた。

住民投票を連続2回実施か 都市制度めぐり大阪市
共同通信 2016/2/25 17:55

大阪市の吉村洋文市長は25日の定例会見で、都市制度見直しに関し、市を廃止して特別区に再編する「大阪都構想」か、維持して権限と財源を拡大する「総合区」設置かを選ぶ住民投票を実施する考えを示した。都構想が多数となった場合、これに加えて特別区設置の賛否を問う投票をあらためて実施する可能性があり、税金の無駄遣いとの批判が出そうだ。

市選挙管理委員会によると、市が昨年5月に実施した住民投票は、特別区設置の賛否しか投票できない。総合区との優劣を問うためには、住民投票条例を新たに成立させ、同法に基づく住民投票に先立って行う方法が考えられるという。

お断りしますというべき内容である。

そもそも、維新が言うところのいわゆる「大阪都構想」=大阪市の廃止・解体策動は、2015年5月17日の住民投票で否決され、大阪維新の会自身が「終わったこと」としたものである。

それを蒸し返すこと自体が、ゲスと言うべき行為である。

大阪市の将来は、大阪市を存続・発展させるという前提に立つべきである。大阪市そのものを破壊する「都構想」と、大阪市自体は存続する「総合区」を天秤にかける必然性自体がない。

どっちも嫌だという意見はどう反映すればいいのか。

行政区の合併・境界変更などの再編や、いわゆる総合区への移行については、一般的に言えば必要ならば市会や該当地域の住民説明会でていねいに論議すればいいことではある。しかしそれは別に住民投票の必要性はないし、緊急の課題でもない。制度をいじることを目的化するのではなく、地に足をつけた市政をおこなっていくことが重要である。

しかも特別区設置の住民投票も二段階でするとなると、税金の無駄である。

2015年5月の住民投票の時に起きた、大阪市を乗っ取って破壊するようなエイリアンがわが町大阪市のあちこちに出現し、大阪市への罵詈雑言を振りまくなど、思い出すだけで不愉快である。こんな低劣な輩を再び大阪の街に立たせること自体が間違っている。