おおさか維新は災害対策軽視、被災者・住民感情逆なで集団です

橋下・維新

とんでもないニュースが報じられている。時事通信より。

熊本地震「タイミングいい」=おおさか維新・片山氏が発言

おおさか維新の会の片山虎之助共同代表は19日の両院議員懇談会で、熊本地震に関して「政局の動向に影響を加えることは確かだ。大変タイミングのいい地震だ」と発言した。被災者感情を逆なでしかねない発言として波紋を呼びそうだ。
片山氏は、衆院で審議中の環太平洋連携協定(TPP)承認案や24日投開票の衆院2補選、来年4月に予定される消費税率の引き上げや衆参同日選挙を列挙。熊本地震が「全てに絡む」として、「タイミングがいい」と語った。

これに関し、同党の馬場伸幸幹事長はこの後の記者会見で、「片山代表から誤解される発言があった」と釈明。馬場氏は片山氏のコメントとして、「政局的な節目に重なってしまったというのが発言の真意だ。誤解を招いたとすればおわびを申し上げ、発言は撤回する」と代弁した。(2016/04/19-17:07

全く釈明の余地のない、ひどすぎる発言である。

これは別に、たまたま出た失言というわけではない。おおさか維新(大阪維新)の体質の象徴的な発言である。災害が起きても、自分の身に降りかからないかぎり知ったことではない、困っている人がいても政治としては全く関与しないという態度である。

過去にも、松井一郎現代表(大阪府知事)、橋下徹前代表(前大阪市長)が、大阪を襲った災害について、災害対策は適当で、住民感情を逆なでするような発言を繰り返している。

2012年8月14日早朝、大阪府でゲリラ豪雨があり、府の北部を中心に各地で浸水被害を出した。その際に松井一郎知事は、被害が報告されてしばらくたった午前10時過ぎのタイミングで、以下のようなツイートを発信。

松井氏は報道や大阪府担当者の連絡などには気づかなったと釈明。一方で橋下はゲリラ豪雨に触れず、政局について連続ツイート

そして4日後の2012年8月18日。午後、大阪府に再びゲリラ豪雨が襲来。大阪市内を中心に浸水被害も出て、長居公園では落雷による死者も出た。橋下はここでも、夜20時過ぎからツイッターで延々と政局論をぶつ。災害対策はしなくていいのかと批判や問い合わせも殺到したが、自分には関係ないと言わんばかりの返信

この事件から1年1ヶ月後の2013年9月16日、超大型の台風18号が近畿地方に接近し、前夜からの大雨で大和川の水位が急上昇し、数十年来なかった氾濫の恐れが出たとして、同日早朝に大阪市では史上初となる市内南部地域への避難勧告が出された。

当時市長だった橋下は、どのような情報発信をしていたのか。今見返しても、今回の片山虎之助氏の発言並みにひどいものである。

同日午前9時34分の発信がこれ。

災害をほっぽり出して選挙運動すると宣言。しかも氾濫を不安視する住民感情を逆なでして「久しぶりのツイッターだな~」と軽口。そして、このツイート以下、当時選挙期間中だった堺市長選挙について、非維新候補として再選を目指していた現職市長・竹山修身候補や非維新各政党への批判を延々と続けた。

松井や橋下の過去の振る舞いをみれば、片山発言もその延長線上にあることが見えてくる。

災害で困っている人や不安な人のことは眼中にない、全ては自分たちの政局のために。こんな集団に、政治や社会の根幹をなす災害対策など、住民の代表として任せるわけにはいかない。このような集団が政治の中枢にいることは、不特定多数の住民の命を脅かすことになると言っても過言ではない。

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