参院選の結果を見て

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7月11日投開票の参院選。全国的な傾向は、比例票の票数基準では維新減、共産・民進やや増となったようにみえる。一方では選挙区で野党共闘がおこなわれ、十分とはいえないながらも野党側には一定の結果が出ている。議席数では与党が多数を占めたものの、野党も一定踏みとどまった印象を受ける。

大阪では少し違う傾向が出ているように見える。

大阪府では、自民・公明はやや減、共産はほぼ3年前の水準の得票を取りながらも微減、民進は微増、その一方でおおさか維新だけが1.3倍化の140万票・得票率は約3分の1という異常な状況になってしまった。

他党の減少分や「第三極」の消滅分を維新が取り込んでいるようにも見える。

維新の主張はでたらめであり、住民を痛めつけたり財政を悪化させたり、自分たちの私腹を肥やすことしか考えていない集団である。不祥事も乱発している。また暴力的でもあり、主張の内容以前の問題で住民の代表としてふさわしくない、社会に存在してはいけない集団である。暴力団やカルト宗教と同列に扱われてもおかしくない連中である。

このような集団が支持を増やすということは、恐ろしいことである。維新のデタラメ・デマを事実に基づいて徹底的に暴き、維新支持層を切り崩すことが、これまで以上に求められている。

おおさか維新の獲得した比例代表の得票のうち、約4分の1が大阪府での票数ということになる。維新は比例で4議席とったが、大阪地盤の候補が一人も通らなかったのはある意味皮肉ではあるといえるかもしれない。

共産は大阪選挙区では、反維新の無党派・保守系の支持を得て、政党だけでなく党外の市民と一体で活動を進めた。しかしフタを開けると、3年前とほぼ同じ投票率でほぼ同じ水準の票を取ったものの、票数自体は微減。大阪市内での減少幅が大きい。新たな層の支持を得たものの、その分従来の票が逃げて差し引きプラマイゼロ、かろうじてとどまったというところか。

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