おおさか維新、下地幹郎衆議院議員のツイッターより。
本日は午前10時30分より「めざせ100本 法案提出」会議を行いました。党のなかでしっかりと論議をし、9月に行われる臨時党大会までには、100本法案の目鼻をしっかりつけたいと思っております。 pic.twitter.com/Np3mNwsD3h
— 下地ミキオ (@mikioshimoji) 2016年8月9日
何ですかこれは???
100本の法案を出すことそのものが目的となっていて、中身はどうでもいいのでしょうか。
維新を離脱した上西小百合衆議院議員が暴露しています。
維新が勉強会と称して有馬温泉でドンチャン騒ぎやった時に、橋下さんが「どうせ法案なんか通らないんだから、宣伝の為にどんどん出せばいいんですよ」って言い出したんでビックリした。しかも次の日私は委員会質問なんで、帰りますって言ったら、どっちが大事なんだって馬場議員に帰る時散々怒られた。
— 上西(うえにし)小百合 (@uenishi_sayuri) 2016年7月30日
おおさか維新が1日1本法案出すんだって。橋下徹さんが有馬温泉や今日のテレビで言ってたアピール法案そのもの。今日嬉しそうに記者の質問に答えてる馬場議員の横を通った時に何言ってんだろうと思ったら、まさかのこれ。出せばいいってもんじゃない。アホとか馬鹿とかではなく、橋下さんはもはや無能
— 上西(うえにし)小百合 (@uenishi_sayuri) 2016年8月1日
法案というものは、国民の実態や要求を背景に、必要と判断して検討し提出し審議するもの、国民生活をより良くしていくために・また都合が悪くなっているところは変えていくために出すものというのが、具体的な政治的立場は異なっても共通の基本認識でしょう。
しかしおおさか維新にとってはそうではない。単に自分たちの政治的・党派的アピールのためだけ、法案の中身などどうでもいいということにしか解釈できません。
中身のない法案を出されると、その分審議する時間と手間をとられることになり、国会審議が空洞化することになります。ある意味、法案提出権という正当な手続きを逆手に取っての、実質的な審議妨害ではないか。
維新の政策自体が党利党略的・私利私欲的、極右・ネオリベ・極左のそれぞれ悪い所どりというべき代物であり、しかも暴力的態度を伴なうことも問題外です。しかし政策の中身以前の問題として、国会審議を党利党略アピールの場に一面化・矮小化するような勢力が、国民の代表としてふさわしいとは思えません。