希少種水生生物、譲渡先で飼育失敗相次ぐ:大阪市水道記念館

橋下・維新文化破壊

毎日新聞2016年9月7日付に『<大阪市水道記念館>マニア垂ぜん…希少種、譲渡先で受難』の記事が出ました。

橋下徹が大阪市長時代に大阪市水道記念館を休館に追い込みました。それに伴い、水道記念館で飼育していた、希少種を含む水生生物の飼育にも大きな影響が出ています。

天然記念物・イタセンパラの繁殖が断念され、今いる個体は飼育するものの、寿命を迎え次第死滅する見通しになってしまったことは、過去にも何度か報じられています。

今回の報道は、別の希少種を含む水生生物の話題。高度な飼育技術が必要にもかかわらず譲渡を余儀なくされ、譲渡先で飼育に失敗する例が目立っているという話。

記事より。

市立長池小(阿倍野区)は13年12月、国の絶滅危惧種で琵琶湖・淀川水系の固有種であるワタカ3匹を含む9種約30匹を引き取った。ワタカは校庭の池で飼っていたが、今春、サギなどの野鳥に食べられてしまった。校長は「児童が生き物に触れる機会を増やしたいと譲り受けたが……」と残念がる。

市立中津小(北区)は、14年7月に国絶滅危惧種のミナミメダカ150匹を譲り受け、中庭の池に放ったが、一緒に入れた金魚などに食べられ今年7月までに全滅した。城東区役所では職員が約70匹を水槽で育てたが、大阪府レッドリストで絶滅危惧種のムギツクやドジョウなどが死んだ。区の担当者は「飼育方法を丁寧に教えてもらったが、本来の業務をこなしながら飼うのは難しかった」と話す。

市水道局の担当者は「譲渡先の飼育環境を見極め、餌やりや水温管理などもアドバイスした上で渡した。その後の生息状況は把握していないが、一生懸命飼育してもらったと思っている」と言う。

譲渡先の小学校や区役所に非があるわけではありません。また水道記念館の関係者にも非があるわけでもありません。そこは強調しておきたい。

橋下徹が余計な口をだし、専門家の意見などを無視し、勝手に「無駄」と決めつけて休館に追い込んだことで、取り返しの付かないことになっています。この人物にとっては、学術や文化などは無駄なモノ扱いなのでしょう。しかし、この人物の一方的な考えによって、大阪の自然や淀川水系の水生生物に取り返しの付かないダメージを与えた形になりました。

橋下のせいで無謀な譲渡を強いられ、無謀な飼育環境に追い込まれ、飼育失敗に追い込まれたのです。

橋下維新の文化破壊はこれだけにとどまりません。自然科学分野でも、大阪南港野鳥園の体制縮小や天王寺動物園への数々の横槍は、今後ダメージが表面化してくるでしょう。他の学術や文化の分野でも、文楽攻撃、大阪市音楽団廃止、ピース大阪の展示への横槍、府立大学・市立大学の一方的な統廃合構想など、許せないことばかりが続いています。橋下維新は大阪の破壊者と言っても過言ではありません。

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