住吉市民病院問題、維新市議の連続ツイートへのツッコミ

橋下・維新住吉市民病院, 維新のデマ

住吉市民病院の廃止問題について、推進してきた側の大阪維新の会・「還流君」こと飯田哲史大阪市議が2016年12月8日、廃止問題に反論するような連続ツイートを書いています。

6連続ツイートですが、意図的にしているのかはわかりませんが、わざと事実関係をすり替えたり関係ないことを持ち出したりなどしている代物です。

これはすり替えですね。

「閉鎖した」と言っているが、「現在も営業している」からその言い分は成り立たない――この前提自体が変です。

たしかに2016年12月の現時点では営業していますが、橋下・維新が閉鎖を打ち出したという事実を否定することにはなりません。

住吉市民病院の統廃合計画は、橋下市政のもとで初めて打ち出されたものでした。

また稼働102床の病院を廃止し、97床の新病院を1ヶ所に建設しても、病院の受け入れ体制がその分減ることになります。

住之江区や西成区では、分娩ができる病院がなくなります。

また橋下維新が住吉市民病院の廃止を打ち出す前は、住吉市民病院の建て替えによって、住吉市民病院を高度周産期医療に対応・特化する病院へと改変する計画が、大阪市会で承認されていました。

「バス路線の整備(実施済)」って、バス路線がどこに整備されたのでしょうか。路線廃止や大幅縮小の話ならいくらでも聞きますが。

2014年4月に住之江公園駅~地下鉄玉出~播磨町~府立総合医療センター~住吉車庫間を運行する25号系統が新設されたことを指しているのでしょうか。しかしこれ、病院統廃合や通院患者の利便とは直接関係なさそうな運行形態です。平日のみのとりあえず運行している的な経路で、時間的にも使い物になりません。

一度あべの橋を経由する遠回りの形で、バスの乗り継ぎ、ないしは地下鉄からバスの乗り継ぎが一番早いですが、1時間近くかかる上に、バス停まで徒歩10分以上となる場合が多くなります。

都合の悪いことは無視。

付帯決議に基づいても、従来の医療体制より縮小しています。そもそも民間病院の誘致には2度にわたった失敗し、延期に延期を重ねているものです。医療体制の後退は避けられません。

わざとずれた前提条件を勝手に作って、自分に都合の良いようにずれたツッコミをしても、しょうがないでしょう。

市民病院の民営化ではなく廃止です。廃止に対して地元周辺から強い反対が起きたから、苦肉の策として民間病院の誘致を掲げる付帯決議をつけて一部会派を懐柔しただけにすぎません。

そもそも、住吉市民病院の単独改編で小児周産期医療に特化した高度医療病院へと衣替えする計画がまとまっていたのに、その計画を反故にして統合名目にしたのは、地域全体でみれば縮小にほかなりません。

「議会や地域の要望により病院誘致を探った」といっても、地域では市民病院としての存続を望む声が大きく、また民間誘致は議会一部会派への懐柔対策というだけで、2度にわたり失敗したものです。

住吉市民病院の一連の経過は、結局は建て替えでの高度化のほうが経済的にも安くついたのではないか、不要な不安と混乱も生み出した、余計なことをしなければよかっただけなのにわざわざ変なことをして混乱させたという経過になっています。

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