住吉市民病院問題で市側が故意に虚偽答弁

ニュース住吉市民病院, 大阪市会

住吉市民病院問題について、大阪市の担当者が2016年9月、市会での議員の質問に対して虚偽の答弁をおこなっていたことがわかった。

産経新聞より。

 民間病院は昨年5月、建築基準法の日影規制により「当初計画どおりの病院新築は困難」と市に報告。市の担当課長は同年9月27日の常任委で、議員の質問に「当初計画どおり建てられるかどうかは(民間病院が)設計会社と検討中と聞いている」と答えた。

ところが実際は、市と民間病院は9月の時点で、閉鎖後2年間は市民病院の既存施設を使って暫定運営する案などを協議しており、2年間で8億円の赤字を見込んでいた。

(産経新聞2017年2月17日「大阪市課長、病院誘致めぐり虚偽答弁 「住吉市民」閉鎖で」)

これは、何らかの事情で誤って事実関係を取り違えるミスがあり、ミスに気づかないまま答弁してしまったというわけではないようである。

産経新聞の記事では、以下のように続く。

 17日の常任委で自民党議員2人が「昨年6月には開業が計画より2年遅れることが確定していた」「虚偽事実を答弁しており、隠蔽だ。誰が指示したのか」と追及。甲田伸一健康局長は、「(昨年9月の常任委前日の)局議で答弁内容が違っていると指摘できなかったことを非常に反省している。代替案を一緒に示したいという思いが強かった」と釈明し、局議の段階で虚偽の答弁だということを把握していたとの認識を示した。

これは、担当者が虚偽の答弁の原案を作った、市としての答弁の最終内容を打ち合わせする場で誤りだと気づいていたが、虚偽だと認識しながらそのまま承認し、答弁したということになる。

故意にやったということであり、極めて悪質だといえるのではないか。

また背景には、維新市政での住吉市民病院問題の攪乱もある。吉村洋文市長の責任も問われるべきではないか。

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