百舌鳥・古市古墳群世界遺産登録を目指す動き:堺市長選挙に向けて印象操作する維新議員のひどさ

 維新の東徹参議院議員が「今の堺市は、百舌鳥・古市古墳群の世界遺産登録に非協力的」と受け取れるような発言をツイッターでおこない、2017年9月の堺市長選挙に向けて何らかの印象操作をおこなっている様子です。

 しかしこれ、東氏が無知すぎるのか、事情をよく知らない人ならだませると思っているのか、不正確な内容です。

 竹山修身堺市長は維新の政治には批判的なことは事実です。

 しかし百舌鳥・古市古墳群の世界遺産登録を目指す動きについては、首長や国会議員の普段の政治姿勢とは関係なく、関係地域の各自治体の首長や各党派の国会議員・地方議員が、超党派で取り組んでいるものです。堺市や竹山市長が非協力的だという事実はありません。

 2017年6月12日、関係自治体の首長と超党派の国会議員が合同で、松野文部科学大臣や宮田文化庁長官に対し、百舌鳥・古市古墳群の世界遺産登録の実現に向けての要望をおこなっています。

 要望の様子を記した公式サイト内のページでは、出席者の写真と名簿も記載されています。

 松井一郎大阪府知事と竹山修身堺市長、そして羽曳野市長と藤井寺市長が要望に出席しています。

 国会議員についても、自民・維新・公明・共産の各党の議員が出席しています。『「百舌鳥・古市古墳群」の世界文化遺産登録を推進する議員連盟』から、竹本直一(自民)、馬場伸幸(維新)、北側一雄(公明)、岡下昌平(自民)、宮本岳志(共産)、長尾敬(自民)、谷畑孝(自民)の各衆議院議員が出席したと記されています。いずれも、百舌鳥・古市古墳群に関係する地域を地盤とする議員です。

百舌鳥・古市古墳群の世界遺産登録を目指すという個別の課題について言えば、すでに、オール堺・オール大阪でやっています。堺市の市長が替わらなければできないというわけではありません。