堺市長選挙:堺の文化を理解し守るのは誰か

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8月1日の住吉祭神輿渡御。住吉大社を出発した神輿が、住吉から安立を経て大和川に至り、大和川で堺に引き継ぎ、堺の街を練り歩いて宿院頓宮に至ります。

住吉祭は、現在の大阪市域における「大阪三大夏祭り」のひとつともいわれる一方、大阪(住吉)と堺、歴史ある街がそれぞれ育んできた歴史と文化が融合する祭りだともいえます。

堺市長選挙に出馬表明している現職の竹山おさみ市長と、維新の永藤英機氏がそれぞれ、住吉祭に触れたツイートをおこなっています。

ツイートを見比べるだけでも、堺の歴史・文化に理解があるのはどちらなのか、浮かび上がってきます。

一目瞭然です。

竹山市長は「堺は歴史、文化のまちです!」と高らかに宣言しています。

一方で永藤氏は「文化にとっては市の境界など小さなこと」といっています。これは何を言っているのかという違和感。住吉祭にかこつけて、一見すると一般論のように見せかけて、大阪都構想で堺市をなくそうとする本音をさらけ出したのではと受け取れる内容です。

住吉と堺、お隣同士ではありますが、それぞれ影響し合いながら独自に文化を育んできた歴史があります。住吉や堺(旧市街)のみにとどまらず、大阪市も堺市も広域的な課題については連携もしながら、それぞれの街の特性を生かして、町の実情に合った自治の町づくりをおこなってきました。

何か大きなものの植民地ではなく、それぞれの細かい地域ごとに独自の文化圏があり、お隣どうし、ご近所どうしの街でそれぞれの地域の特性を大事にしながら連携しつながってきた歴史があるということを、画一的な大阪にしようとする維新はわかっていない。

それぞれの町を基礎に堺の文化という組み立ての竹山市長、一方で大きな大阪からという視点の永藤氏、どちらが住民自治にとってふさわしいのでしょうか。

住吉祭神輿渡御
住吉祭神輿渡御 大和川河川敷(大阪市側)にて 2017年8月1日

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