住吉市民病院閉院で転院先なく受け入れ困難に

産経新聞2017年8月8日(ウェブ版)が『住吉市民病院、今年度末に閉鎖 難病の5歳児、転院先なく… 重症・長期「受け入れ困難」』を配信しています。

維新市政のもとで府立病院との統廃合方針を強引に押しつけられた大阪市立住吉市民病院(大阪市住之江区)。

住吉市民病院

維新市政は病院廃止の代わりに「民間の産科小児科病院誘致」を掲げたものの、これまで3ヶ所の病院から断られ、2018年3月の閉院だけが決まり後継の病院・医療施設はない形になります。

住吉市民病院の問題では、病院周辺地域(主に病院所在地の住之江区と、隣接する西成区周辺)での産科・周産期医療の空白と分娩施設の空白も問題になっていますが、同時に周辺地域だけではなく市域・府域の広域的な視点で、社会的に困難な妊婦、難病や障がいなどのある児童などへの積極的な対応などの役割も果たしてきました。

産経の記事は、難病で24時間医療ケアを必要とする5歳児について、病院廃止後の受け入れ先が見つからないというものです。

問題は当該児童や家族だけの私的な事情で起きているものではありません。維新が病院廃止方針を強引に決めたから、こういう状況が生まれてしまいました。維新が余計なことをしなければ、本来なら家族や病院関係者は受け入れ先を探すなどのことに悩まなくて済んだはずです。

維新のいい加減な対応が、子どもの命・生活も脅かしているという、悲しい例です。