今度は吉村大阪市長が:台風接近中に飲酒疑惑

吉村洋文大阪市長が、2017年9月17日の台風接近の際、飲酒してたという疑惑が。

これによると、台風接近で警報が出ているとき、吉村市長は岸和田でだんじり祭を見物、飲酒していたと指摘され、ツイッターで必死で打ち消しているという始末。

飲酒疑惑については、「お食事を呼ばれたので、最初の乾杯をしたが、酔っ払うようなものではない」と言い訳。

維新は、災害対策については無能中の無能であることを如実に示している。

2012年8月、お盆の期間中に大阪府をゲリラ豪雨が襲った。松井一郎大阪府知事はその直後、ツイッターに「福岡の妻の実家に帰省中。うまい酒と肴で充電中」と書き込んで批判を浴びた。松井氏らは「ゲリラ豪雨は早朝でもあり、大阪府の担当者と電話がつながらず、結果的に情報を把握していない状態で、入れ違いでおかしなタイミングのツイートになってしまった」とした。その一方で、九州の別の首長が、地元で災害の報を聞き、大阪府に対して何かできることはないかと支援を申し入れたという話もあった。

松井知事の事例だけなら、「善意」に解釈して「タイミングが悪かった」と見なしても良かったかも知れない。

しかしこれはたまたまタイミングが悪かっただけでは片付けられない、災害に遭った市民を小馬鹿にしているのではないかと思えるような事象が、次々と現れた。

松井知事がマヌケなタイミングでツイッター書き込みをおこなってから約1週間後、大阪府に再びゲリラ豪雨が襲った。大阪市内を中心に被害を及ぼし、長居公園では落雷による死者も出た。長居公園は大阪市営(指定管理者管理)だが、当時の大阪市長・橋下徹は「死者など知らない」というような対応を取った。

そして2013年9月の2013年台風18号。折しもこれも堺市長選挙のまっただ中。大和川では水位の上昇でここ30年来なかった氾濫の危険性が指摘され、広域に避難勧告が出された。

しかし当時大阪市長だった橋下徹は「大和川の状況が落ち着くまで、僕も知事も、自宅で役所との連絡。状況が落ち着いてから、堺市長選挙のために堺市内に入ります。ゆえにツイッターで、堺市長選挙について述べます。久しぶりのツイッターだな~。以前の感覚、忘れちゃった」と災害に不安がる市民を小馬鹿にするような書き込みをおこない、ツイッターで堺市長選挙に関する書き込みを繰り返し、竹山修身堺市長が市長として陣頭指揮に当たったことも馬鹿にするような書き込みもおこなった。

2013年9月16日、台風18号が日本に接近した。近畿地方では同日早朝に最接近し、暴風雨で被害をもたらした。 台風は特に京都や滋賀で被...

そして今回の吉村市長の騒ぎ。台風については前日の時点で大阪に接近することが予想されていたものである。幸いにも被害はほとんどなかったからよかったようなものの、こういう構えではいざとなったときに行政としての責任を果たせるのか。

維新は災害対策には無能である。しかしそういう維新に対して、批判の声がなかなか上がらないのも不思議である。維新ではない首長なら、こういう行為自体が行政の長としては命取りになるはず。

2013年10月26日、伊豆大島・東京都大島町で台風に伴う大規模土砂災害が発生した。共産党町議出身だった当時の町長は災害時、出張で島外にいて、また携帯電話の電波がつながらずに町の様子を把握できず、そのときに飲酒していたことで、行政の危機管理のあり方としておかしいのではないかと猛バッシングを受けた。町長は次の選挙に出馬したものの、当時の対応が尾を引いた形になり落選した。

一方で維新の首長は、大島町の町長と同等、ないしはそれよりも悪質な行為を複数回も繰り返しているのに、ほとんど無傷というのもおかしいのではないか。