大阪維新・佐々木りえの泣き言:本当に困っているのは大阪市民

橋下・維新大阪市

大阪維新の会大阪市議・佐々木りえが2017年11月15日、ツイッターで何やら書いていた。

「政治家としての一般論」と「この人物個人や所属政党個別のあり方」の切り分けが必要

これは「一般論としての政治家の私生活・家庭のあり方の問題」と「佐々木りえ個人および維新に関する問題」と切り分けが必要ではないか。

前者については、政治家といえども社会から遊離した存在ではない。私生活・家庭生活を100%犠牲にするとか崩壊させるとかではなく、一般的な私生活・社会生活を送れるような配慮はいるだろうと、どの政治家にも当てはまる一般論としての話。自身も一人の住民として普通に生活しているという、住民としての感覚こそ、政治に必要ではないか。特に、子育て世代の生活実感を代弁するような、子育て世代の代表としての政治家は、一般的にいって必要ではある(佐々木個人について必要といっているわけではない)。

後述のように佐々木の主張にそのまま同調するわけではなく、全体としてはむしろ批判的ではある。その一方で、一般論としての政治家の私生活・家庭生活という意味では、考えなければならない論点ではある。

問題は、後者の「佐々木りえ個人および維新に関する問題」。

佐々木りえや維新が何をしていたか――市民いじめ

佐々木りえ個人、およびこの市議が所属している大阪維新の会の存在、また掲げている政策には重大な問題がある。

2つめのツイートで、「教育だー子育てだー病院だーって仕事をしながら」「私が政治家をするにあたり、誰かを不快にさせたり」とある。これは、一体何の皮肉なのか。

佐々木および所属政党の大阪維新は、「教育だー子育てだー病院だーって仕事」によって、多くの市民を「不快にさせたり」しているものである。

大阪維新の「教育・子育て」施策では、ひどいことをたくさんしてきた。

学校教育では、教育条例で学校現場締め付け、他地域では弊害が出て見直されている学校選択制の導入を強行、強引な学校統廃合。ICTや塾代助成に教育予算を振り分ける一方で、教育予算の総額は横ばい・必要な経費が減らされるなどの弊害、そのくせ教育予算を5倍とか7倍にしたとかデマ宣伝。

子育て・保育では、保育所の統廃合・民営化。保育面積基準を緩和し、同じ保育所により多くの園児を受け入れる「詰め込み保育」を可能とする。詰め込み保育では児童一人あたりのスペースが狭くなり、児童同士の接触やストレスなどでの事故の増加リスクや保育者の目が届きにくくなるなど、保育の現場や研究者からは危険が指摘されているものである。

佐々木が大阪市会で、保育に関して、保育士資格を持っていなくても子育て経験者を登用すればいいなどと、とんちんかんな議会質問をしたこともあった。

維新が「マンション児相」に固執して混乱を巻き起こした北部児童相談所新設問題についても、市民からの要望に対して佐々木は「クレーマーから脅された」かのようにツイッターで騒ぎ、「信者」が攻撃するという例もあった。

そして病院。佐々木の選挙区は住之江区。住吉市民病院が所在する行政区である。佐々木は住吉市民病院問題についても統合を推進し、住民からの指摘を「デマ」と決めつけるような宣伝もおこなってきた。

住吉市民病院問題は、「二重行政」の口実で統廃合強行、跡地に民間病院の誘致も4度にわたって失敗、挙げ句の果てには別の市立病院を持ってくるとまでぶち上げた。二重行政でもなんでもなく、地域の分娩機能を持つ産科・小児科の拠点の病院をつぶしただけということになる。また住吉市民病院は難病や障害・社会的困難などを抱える子どもやその親に対して、他の医療機関では例を見ないような手厚い体制をとっていたが、その機能が受け継がれないこともわかったということになる。

他にも、2015年11月の大阪市長選挙に絡んで、佐々木の公選法違反が報道で指摘されたタイミングで「暴力事件」をでっちあげて騒いだという事件も。

本当に困っているのは大阪市民

親をだしにしてゴチャゴチャ騒いだ橋下徹教祖様やアホ(アホは敬称)の足立康史のまねなのか。佐々木も子どもを持ちだしてネタにして同情を引こうとしたような形になっている。

しかし同情を引きたいと思っても、佐々木以上に困っているのが多くの大阪市民。自分がこれまでしてきた大阪市民いじめを棚に上げて泣き言を言っても「知らんがな」「別の仕事をすれば」「東京に帰れば」としか思えない。

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