熊本市議会「育児中女性議員」の騒動の雑感

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2017年11月22日の熊本市議会。緒方夕佳熊本市議(無所属)が生後7ヶ月の赤ちゃんを連れて議場に入ったことが大きく報道された。

報道によると、緒方議員は任期中の出産を経て、今回は出産後の初議会となる。育児・子育てと議員活動の両立を目指すとして、今回の行動になったという。

その一方で、事前に議長との打ち合わせなどをせず、いわば強硬手段で議場に入場したことで、議員や事務局職員以外の議場入場を禁じるとする議会規則に引っかかった。緒方市議は知人に子どもを預け、約40分遅れで議会が始まった。

一般的にいえば、本人に住民の代表としてふさわしい能力がある限り、子育てを理由にして議員活動に制約が出ないような体制の構築は必要ではあるし、遅れている部分については早急に改善すべきではある。

その意味では、議員のいいたいことも理解できる。

しかしその一方、こういう強硬なアピールの仕方でいいのかという疑問を感じる。事前に他の議員や議会事務局と必要な折衝を重ねて議会規則を改正させるなり、自身の子どもだけでなく議会傍聴者向けの一時預かり託児所の設置を求めるなど、もっと他に主張のやり方があったのではないか。

いくら「正しいこと」「よいこと」を言っていても、主張の方法が適切だったのかという疑問。

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