森友学園問題、大阪府の責任も重い:梅田ヨドバシカメラ前日本共産党街頭演説

橋下・維新JCP, 大阪府, 森友学園

2018年3月17日、梅田ヨドバシカメラ前での日本共産党街頭演説。

森友学園問題での大阪府の動きを、宮原威大阪府議が解説しています。

この問題は国政問題であると同時に、大阪府政の問題にもあたります。

宮原府議の演説要旨

彼らは結局何をしたかったのか。教育勅語を唱和する小学校を作りたかった。

2012年2月26日、日本会議の「日本教育再生機構」が、松井一郎知事と安倍晋三衆議院議員の2人をパネラーに、八木秀次氏(日本教育再生機構理事長)が司会となって、教育再生ミーティングを開いた。

そこで安倍さんは何を言ったか。――「大阪は素晴らしい。自分たちがやろうとしてできなかった教育改革を、大阪は先頭に立ってやっている。教員を教育基本条例で縛った。素晴らしい。第一次安倍内閣で教育基本法を変えたけれども、地方まで浸透していない」。

塚本幼稚園で教育勅語を教えている。そういう学校を大阪に作ろうではないか――と意気投合して、居酒屋に行って、松井知事は維新の馬場伸幸幹事長や遠藤敬国対委員長などと一緒に、安倍さんと一杯やりながら、教育の先鋭化・反動化について話し合ったのは間違いない。

そしてちょうどそのときに、維新の東徹府議(現・参議院議員)が大阪府庁で籠池さんに会った。持ち金よりも借金が多くても小学校建設ができるようにと要請をして、2012年4月に大阪府が規制緩和をした。

だいたい、小学校は6年間、中学校は3年間教育の必要があるのに、持ち金より借金が多くて学校が作れるわけはない。ところが、それでもいいとしたのが松井知事。

橋下前知事・前維新代表は「規制緩和をどんどんやれと我々が言った。だから私たちの方針通りなんだ」と言った。しかし私学審では2014年12月にもめた。借金の多い小学校建設なんて聞いたことはないともめて認められなかった。そして今度は維新の会の豊中の中川府議が出てきて、結局条件付きで小学校建設を認めることになった。

2015年2月9日に松井知事の名前で、近畿財務局に「大阪府は小学校設置を認めるから土地をなんとかしてください」という文書を出した。ところが松井知事は「それは私は知らない。府民文化部の次長が勝手に私の印鑑を使った」と言った。

しかし知事たるものが、もめた末に出した文書を――2月9日に出して、2月10日に近畿財務局ももめて、やっぱり土地を森友に渡そうと決めた――自分は知らないと言う。言うに事欠いて「宮原さんなんかと違って私にはたくさん仕事があるんだ。いちいち自分の印鑑を使ったことについて全部覚えてられない」、こんなことを言うんです。こんな人が大阪府の知事をやっている。

こういう経緯からみて、松井さんや安倍さんは結局、教育勅語を教えるような小学校を作りたかった。それが挫折したのが今回の問題だということ、そういう右翼的な潮流を打ち砕くためにも、日本共産党と市民との共同を訴えたい。

大阪府は、国以上に隠蔽体質がひどい。近畿財務局と大阪府が6回直接会っている。十数回電話のやりとりをしている。それが一切出てこない。それについては3月19日の府議会で石川たえ府議が一問一答形式で知事質問をする予定。

学園の工事業者から維新の会への企業献金の問題を私が府議会で暴いたときは、維新の会は発言を取り消せと3日間にわたってもめた。そういう強権的な、独裁的な、暗黒大阪府政に負けずに、日本共産党は全力で頑張る。

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