政務活動費1000万円不正、小林由佳堺市議(維新会派離脱)、やっと辞職

橋下・維新堺市, 政務活動費, 金太郎

実際には印刷・配布していない架空の政策ビラ1000万円分を計上し、堺市から政務活動費をだまし取っていた、政務活動費1000万円ネコババ疑惑の、大阪維新の会(事件発覚後に会派離脱)・小林由佳(よしか)堺市議。

小林よしかウェブサイトのキャプチャ

いくら追及されても居直り、市長選挙と重なったことなどで不成立となったもののリコール署名も集められていたが、ずっと「辞任しない」という態度を繰り返していた。

任期満了まで居座るつもりでいたとみられていたが、2018年3月30日、突然「議員辞職」の情報が舞い込んできた。

なぜこのタイミングなのかは不明

辞職するならもっと早いタイミングでおこなう機会はいくらでもあるが、このタイミングで突然辞職した理由についてはわからない。

捜査に何らかの進展があったなど、小林にとって著しく不利になる状況が生まれたのだろうか。

小林の夫の西野修平府議(維新系だが、衆院選に実兄が出馬し、維新は同じ選挙区から別候補を擁立した事情で、維新の政策には賛同するとしたものの維新会派を離脱して一人会派)の選出選挙区、河内長野市では2018年4月に市議選がおこなわれる。「西野系」の候補者への影響を考えた政治情勢の判断なのか。

豊中市で市長選や府議補選がおこなわれることに伴い、森友学園に関与したとされる維新元府議・市長予定候補者への矛先をそらそうとするのかなどの政治情勢なのか。

――これらは、あくまでも憶測でしかない。

いずれにしても一大転換点

任期満了まで居座るつもりではないかとも思われていた小林が、議員辞職したこと自体は、遅すぎたとはいえども一つの到達点ではある。

また同時に、元所属会派の大阪維新の会の組織的責任についても、問われ続けなければならない。

維新は、小林を本人の自発意思による会派離脱・離党だけで済ませて組織としての処分はおこなわなかった上、会派離脱後も一貫してかばいたて、百条委員会設置に反対し続けるなど、真相究明を妨害してきた。

さらには維新は、別のところでもこの手の不祥事を相次いで起こしている。小林個人の問題にとどめず、維新組織そのものの体質が問われている。

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