豊中市府議補選・山本いっとく候補(共産)第一声

2018年4月13日、「13日の金曜日」で「大安吉日」という日。大阪府議会議員補欠選挙(豊中市選挙区、定数2)の告示日です。

4月22日投開票のこの補選に、日本共産党の山本いっとく候補(前豊中市議)が立候補しました。

豊中市は、森友学園が小学校設置を図り、国有地取引の舞台となった場所です。森友学園問題では、国の国有地取引に先立ち、大阪府が維新府政のもとで学校設置を無理筋で認可した問題もあります。

学校設置に関しては、同時に実施される豊中市長選挙に出馬予定の元府議が、学園側の依頼を受けて大阪府に問い合わせたなど、維新が大阪府側で関与していた疑いも浮上しています。

山本いっとく候補は第一声で、「森友問題の追及をやらせてほしい」「維新の弱い者いじめの府政を変えたい」「大阪にカジノはいらない。他にやるべきことがある」と訴えました。

以下、第一声の動画と、演説大要をテープ起こししてテキスト化したものです。動画は日本共産党大阪府委員会の公式のもので、テキスト化はこちらで独自に実施しました。

山本いっとく府議候補 第一声演説(大要)

(2018年4月13日、阪急豊中駅前)

今日から始まります府会議員補欠選挙で、日本共産党の候補として頑張ります、山本いっとくです。

この選挙では、3つのことを訴えて頑張っていこうと思います。

森友学園問題の徹底追及をやらせてください

1つめは、森友学園問題の徹底追及。この仕事、ぜひ私、山本いっとくに府議会でやらせてください。

森友問題、テレビで見ていてもおかしくなっていると私も思っています。国の方では、(土地に埋まっていた)ゴミの量を多くしてほしい(と国側が学園側に指示した)とか、「決裁文書は読んでない」とかいう話とか。

決裁文書の話では、私、会計事務所に元々勤めていましたが、計算して検算してもらったら上司に渡すわけですよ。上司がこれを見てね、「いっとく君の計算は正しいな」と判断して、最後に申告書を出すわけなんです。もし後でね、あれは間違ってました・あんたの責任やと言われたら、怒って会社辞めますよ。――やっぱりね、あんな変なことを許したらダメ、森友問題では部下に責任を押しつけすぎなんですよ。一番責任をとるべきなのは誰なのか。当然、安倍内閣に決まっています。でも安倍内閣は辞めていないから、国民の大きな怒りが広がっているんだと思います。

府議補選には他に2人の方が出ているが、一人は安倍政権を支えてきた自民党、もう一人は安倍政権と協力してきた維新。この2人に、国民の強い怒りの思いを受け止めることはできません。この思いを受け止められるのは、日本共産党の山本いっとくしかない、ぜひ私、山本いっとくを府議会に送り出してください。

森友問題は大阪から始まった

そもそも森友問題は大阪から始まっているんです。松井知事が(私立小学校設置の)認可基準を緩めたところからスタートしました。教育勅語を幼稚園児に暗唱させる、「安倍首相頑張れ、安倍首相頑張れ、安保法制国会通過よかったです」と運動会の選手宣誓で言わせる、どうみても異常な教育です。財務的にも不十分と指摘を受けたのに、小学校は作ってもいいと認めた、当然これはおかしい・疑惑があると誰もが思います。維新議員が塚本幼稚園を視察したこともあるし、小学校建設業者を紹介したのも維新の元府議。そういったことを見れば、維新も関わっていたこともはっきりしてきています。けれども疑惑追及が進まない。府議会の多くの議席が維新・自民・公明で占められていて、百条委員会を設置して追及しようとしても維新が反対して設置できない、だから追及が進まない。

私、山本いっとく、1年半にわたって、(豊中市の地元で)森友問題を追及してきました。ぜひ府議会へと送り出していただいて、大阪府議会でも森友追及の仕事、やらせてください。

維新の政治は弱い者いじめ

2つめに訴えたいのが、維新の政治は弱い者いじめ、教育壊しだということです。

私、山本いっとく、2期7年間豊中市議をしてきました。(市民の皆さんから)いろんな声を聞きましたが、府政に関する声もありました。

ある中学生から、中1になって初めてチャレンジテストを受ける前に「なんで1回のテストで、今まで自分が頑張ってきた評価を変えられなければならないのか。おかしいのとちゃうか」と聞かれました。「私もおかしいと思います」と答えました。おかしいとは思っても、そのことを豊中市議会で言っても、豊中市は「大阪府がやっているテストだからやらなければいけない」という立ち位置から変えようがないわけです。だったら、大阪府議会に行って、「中学生の思いをちゃんと聞け」と言わなきゃいけない。

府立高校も3年連続定員割れしたら高校をつぶすとして、6校もつぶされている。でもこういう高校こそがセーフティネットの役割を果たしてきている。だけれども、こういう高校を壊している。教育壊しです。

豊中市で国民健康保険料がこの4月から値上がりします。今後7年間にわたり値上げを続けようとしている。この大元を作ったのは、維新の会・大阪府政が、国民健康保険を都道府県所管にする中で、大阪府下の国民健康保険料は統一すると言い出したからです。豊中市では、ひとり親家庭や障がいを持つ人の家庭への減免制度があるが、減免基準も府下統一してなくしていこうとしています。そうなれば、弱い立場の人に高い国保料を押しつけることになります。

高齢者の制度も、障害者の医療制度も、悪くしています。2500円の上限が3000円になって、院外処方なら払わなくてよかったのが500円払わなければいけなくなる。この500円の負担がやっぱり重い、元に戻してなくしてほしいという声も聞いてきました。

弱い者いじめの政治、教育壊しの政治、この間違いを正していくためにも、府議会に行かなければならない。この仕事をぜひ、私、山本いっとくにやらせてください。

大阪にカジノはいらない

3つめに、大阪にカジノを持ってきたらアカンということです。カジノはギャンブルです。ギャンブルで大阪経済がよくなるわけがありません。ギャンブルにいったら、ギャンブル依存症という大変恐ろしい病気にかかってしまいます。借金から始まり、借金も借りられなくなったら街金にいって、最後は家庭崩壊につながってしまう。わざわざこの大阪に、そんなカジノを持ってくること自体が間違っています。

しかもカジノを持ってくるために、地下鉄や高速道路の建設などインフラ整備をしていく。そのために4000億円や8000億円のお金をかける。そのうちの半分くらいは税金でやろうというわけですから、「そんなことに税金をかけるんやったら、もっと他にやることたくさんあるやろ」と、私は言いたい。

高齢者の医療制度を元に戻していくこと。国民健康保険料の引き上げは、大阪府の補助金が減らされているから、元に戻して国保料を下げていく。子ども医療費助成制度は豊中市では中3に引き上げられましたが、大阪府が助成を拡充すれば高3まで引き上げられる。――まだまだ、やるべきことはたくさんあると思います。

やるべきことをやらんと、カジノを持ってくるためのインフラ整備に多額の税金をかける――(こんな政治に)カジノを持ってくることはアカンとしっかりと言える、山本いっとくを府議会に送り出してください。

野党と市民との共同候補

今回の選挙は、野党と市民との共闘が広がっていると思います。社民党・自由党・新社会党の方が今日は来ていただいたり、事務所開きにも来ていただいて応援や推薦をいただいたり、「森友学園問題を考える会」の市民有志の方も全力で応援をいただいている。無所属の木村真市議・熊野いそ市議も来ていただいて応援をいただいている。

いろんな立場の人が、党派や考え方は少しは違うかもしれないけど、「今の安倍政権は許されへん」「維新府政は変えなアカン」という思いでがんばってくれているんだと思います。

私も、野党と市民との共闘を、22日の投票日まで貫いて、選挙戦を全力で頑張ってまいります。

ともに勝ち抜きましょう。ありがとうございました。