日大アメフト問題:馬鹿にされていると受け取られてもやむを得ない

日大アメフト部の選手が、関学大との試合の最中に悪質な反則行為をして関学の選手にケガをさせた問題。日大アメフト部の監督が選手に対して、悪質な反則タックルを加えて相手選手をつぶすように指示したとも指摘されていて、批判が起きている。

この問題では、日大アメフト部監督が関学大や当該選手関係者のところに謝罪に赴いたという。

しかし謝罪会見の際、関西学院大学のことを何度も「かんさいがくいん」と連呼したことで、さらに批判を浴びている。

2018/5/19 20:19神戸新聞NEXT

日大監督、関西学院大を「かんさいがくいんだい」と何度も間違える アメフット問題

日本大学アメリカンフットボール部守備選手の悪質な反則行為によって関西学院大の選手が負傷した問題で、19日午後、大阪(伊丹)空港で取材に応じた日大の内田正人監督は、関学大関係者や負傷した選手、保護者らに謝罪したことを明らかにした際、関学大の読み方を「かんさいがくいん」と何度も言い間違えて発言した。関学大の関係者らは「謝罪に来て、相手の大学の名前を呼び間違えるとは。誠意が感じられない」と憤っている。

関西地区以外の一般の人が読み間違えるのは、よくあることらしい。

しかし、アメフトで長年ライバル関係にある、アメフト界では有名大学同士。さらに試合で対戦した相手。そのアメフトチームの監督の発言。謝罪に訪れたのに名前を間違う。

しかも単に「噛んだ」「口が回らなかった」という単純な話ではなく、明らかに連呼している。

――喧嘩を売っている、火に油を注いでいると受け取られてもおかしくないような言動である。普段から相手の名前を覚えていないほどに見下していると思われても、文句は言えないような言動ではないか。

「おぎのちゃや」との共通性

この問題では、2015年10月の大阪W選挙の真っ最中に起きた、当時の大阪市長・橋下徹の「おぎのちゃや」連呼事件とも共通する匂いを感じた。

2015年10月、西成区山王交差点(動物園前一番街入口付近)。大阪府知事選挙・大阪市長選挙のW選挙で維新候補の応援演説をおこなった橋下徹は、大阪市長選挙に出馬していた柳本顕氏がこの付近の出身だということを意識し、「あいりんの諸課題を改善したのは維新。あいりんにも隣接しているこの付近を地盤にしている柳本は何もしなかった」などと中傷を繰り返した。

そしてその文脈の中で、「おぎのちゃや」というトンデモ発言が飛び出した。

「おぎのちゃや」ってどこやねん。文脈からは「萩之茶屋(はぎのちゃや)」の間違いらしい。

しかし「西成」「あいりん」と騒ぎ「自分たちが改善した」と自称する者が、あいりんとされる現象が顕著に現れている地域と地理的に重なる萩之茶屋地域について、萩之茶屋の地名が読めない・地名を知らないなど、絶対にありえないことである。

「おぎのちゃや」にしても「かんさいがくいんだいがく」にしても、まともに向き合っていない、傲慢な態度だからこそ、こういうトンデモな間違いを犯すということである。