喫煙目的で公用車を動かすお粗末ぶり:松井大阪府知事

松井一郎大阪府知事が、議会の合間の休憩として、公用車を数分間動かし、その間に車内で喫煙していたことが明らかになった。

2018年10月11日の大阪府議会で取り上げられたという。

<大阪・松井知事>公用車で庁舎周辺巡回、車内で喫煙(毎日新聞web 2018年10月11日)

府によると、松井知事は府議会の休憩時間だった今月2日午後3時3分、府庁舎正面から公用車に乗り、府庁舎周辺を巡回して同9分に戻った。車内でたばこを吸って休憩したという。

府の規定では、職務の遂行や警護上の必要性がある場合に公用車を使用できる。車内禁煙の規定はない。一般職員は勤務時間中は禁煙で、抜け出して「一服」すると処分の対象になるが、地方公務員法上の特別職である知事は対象外だ。松井知事は愛煙家で知られるが、府庁内は知事室も含め全館禁煙。また、府は国よりも厳しい内容で、受動喫煙防止に関する条例制定を目指している。

あまりにもひどいと感じる。

近年はたばこの問題がこれまで以上に強く指摘されるようになり、公共空間での全面禁煙や、受動喫煙防止などの動きも進んでいる。単なる分煙にとどまらず、全面禁煙と受動喫煙防止の方向に進んでいることは、社会としては当然の流れではないか。

その一方で、特別職であることを利用し、全館禁煙の府庁舎から抜け出して一服、それどころか喫煙のためだけに公用車を動かす。庁舎全面禁煙の穴を突いたものであるし、公用車を無意味に動かす形にもなる。

公用車を私物化していると受け止められるような使い方や、運転手の受動喫煙の問題もあり、問題ではないか。

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