2019.3.6大阪市会民生保健委員会、住吉市民病院問題についても触れる

2019年3月6日の大阪市会民生保健委員会で、住吉市民病院の問題が取り上げられた。

尾上康雄市議(共産・西成区選出)は、2月15日の委員会で住吉市民病院に関する陳情を疑問視するような質疑があったことにも触れ、そのことに対して事実関係を明らかにした。

維新議員は当該質疑で「住吉市民病院閉院後、救急車内で出産した妊婦がいると宣伝されているが、それは嘘」と印象づけようとしていた。

尾上市議はそのことについても事実関係の確認をおこなっている。

それによると、その証言を寄せた人に改めて問い合わせたところ、「出産場所は病院に向かう自家用車の中。救急車の中ではなかったが、自家用車内での出産の際には救急隊が駆けつけた」としたという。住吉市民病院跡地に新病院設置に関する陳情では、病院に間に合わなかった妊婦がいたとする証言も盛り込んでいたが、陳情はその部分を詳細に書き込む形で修正をおこないたいと申し出があったとしている。

救急車内で出産と言い切ると、確かに事実とは相違することにはなる。しかし全くのでっちあげ・作り話のたぐいではなく、「最初の説明が不十分で誤解を招きかねない部分があった。このことについて、誤解の解消を図る形でより詳細に説明した」という方が実態に即しているような形になっている。

住吉市民病院がなくなったのちに、病院に間に合わずに途中で出産を余儀なくされた妊婦が実在したことが確認されたことになる。

また他にも、折しも市会委員会質問の前日の2019年3月5日には、毎日放送のニュース番組「VOICE」で住吉市民病院利用者の声が取り上げられる特集が組まれていた。その特集でも、子どもが病気になったときにかかる病院がなくなった・統合先の住吉府市母子医療センターでは入院を断られたなどの証言が紹介されていた。

住吉市民病院問題は、維新の失政の象徴の一つともなっている。完全に元通りという状況にはいまさらならないのだろうが、廃止前の水準にできるだけ近づけるためにも、地域医療の問題やレスパイトの問題など、できる限りのことをしていくことが必要になる。

折しも4月7日には統一地方選挙、大阪市議選・大阪府議選が予定されている。また首長が辞職して知事・大阪市長選挙がおこなわれる可能性が濃厚ともいわれている。住吉市民病院問題での各政党・議員の議会での対応や公約も判断基準としながら、維新を退場させることも重要だといえる。

タイトルとURLをコピーしました