2019.3.28松井一郎「西成特区構想」デマ ファクトチェック

松井一郎大阪市長候補、3月28日夕方の西成区役所前の演説で、「西成特区構想」にかこつけた西成区ヘイトをおこなった様子。

ファクトチェック。(動画は維新信者と思われる者が作ったらしく、タイトルや画面キャプションにおかしな煽りが入っているが)

【西成特区構想】維新・松井一郎市長候補「圧倒的なエリアになります」西成区役所前での街頭演説

維新だけが変えた?

「西成の問題のあるところに、ボクと橋下さん、地域の皆さん、様々な団体の皆さんと真っ正面から向き合って、課題一つ一つを解決してきました」

「課題に真っ正面から向き合ってこなかったのが昔の大阪府・大阪市」

「(過去の行政が)見て見ぬふりをしてきた」

デマ。アウト。

「あいりん」と「西成」は同義ではない。「西成区」が問題がある地域呼ばわりしていると受け取れる地域ヘイト。(「ヘイト」と判断している根拠についての詳細は長くなるので、過去に書いた別ページで)

あいりん周辺の地元住民の地域環境改善の問題は、維新市政よりもはるか前から地域の住民団体と行政の協働によって長年地道に進められてきた歴史がある。

ゴミ不法投棄対策は何十年も前から地道に進められてきたもの。防犯カメラも「維新以前の時代」から設置されてきたもの。「見て見ぬふりをしてきた」などデマも甚だしい。

また不法屋台が萩之茶屋小学校前の道路を占拠していた問題についても、柳本顕大阪市議(当時)が2008年に議会質問でとりあげたことも力になり、また住民団体の要望や他の会派も含めた超党派の議員の奮闘も含めて、平松邦夫市長(当時)が2009年に撤去完了を宣言した。

維新など、あとから勝手に現れてこれまでの地域の取り組みを横取りした上で、「維新以前は何もしていなかった」と印象操作しているだけ。むしろ「西成特区構想」では、「ホームレス・違法薬物・犯罪の温床など、あいりんのネガティブなイメージ=西成」と結びつけたことで、風評被害が広まることになった。

そもそも「西成特区構想」は、「あいりんでの否定的現象やそれに対応する事業」を「西成区のすべて」扱いしていることで、西成区の課題とは異なるものになっている。それだけでなく「あいりん」の範囲の定義すらできていない。非常に曖昧なものとなっている。(詳細は過去エントリで)

もう一つ維新がしたことは、「地元住民の街づくりの要望とはかけ離れたよくわからないものを連れてきたこと」。あいりんセンターの現地建て替えであの地域に固定化、隣接する浪速区エリアに星野リゾート、動物園前一番街周辺の中華街構想に好意的など。

これまでの政治家は?

「これまでの政治家は何もしなかった」

辻淳子市議もいる前で、辻の父親の辻昭二郎元市議の悪口を言うとは大胆な(笑)。

1994年3月18日、大阪市会民生保健委員会での辻昭二郎市議の発言の議事録。これを読んで「何もしなかった」といえるのか?

西成区選出の歴代議員は、党派・会派の区別に関わりなく、それぞれ住民の要望の取り組みと連動する形で、「あいりんでの労働問題・ホームレス問題」「流入者によって萩之茶屋周辺の地元住民の生活環境が迫害されている問題」「あいりんを西成呼ばわりすることで発生した、あいりん周辺だけでなく西成区全域への風評被害の解消」を求めて、粘り強く取り組んできた歴史がある。

あいりん問題:「従来は何もしていない。維新のおかげ」は悪質なデマ
維新の支持者は、「あいりん地域がああいう状態になったのは、柳本一家の長年の西成区支配が原因」「従来は何もしていなかった。維新になってはじめて変わった」と、長期にわたってデマを流しています。 #草木ボーボー大阪市 と騒いでるバカ達は、...
タイトルとURLをコピーしました