大阪市の存続に賛成。大阪市の廃止、いわゆる「大阪都構想」は、市民自治の権限と財源を奪う暴挙であり強く反対。

「住民サービス」は維新の実績ではない

維新・吉見みさこ大阪市議(平野区)のツイート。

どこから突っ込めばいいのか。

すべてでたらめというやつ。

維新の側が「反対派」と呼ぶのは、大阪市存続を求める広範な市民のことである様子。

嘘その1。大阪市の廃止、いわゆる「大阪都構想」での「住民サービス低下」を「敬老パスがなくなる」だけに矮小化していることなど、当方の知る限り聞いたことがないのだが。そういう矮小化をしている人がいるのなら、是非紹介していただきたい(笑)。

大阪市そのものがなくなることにともない、区役所・上下水道・学校・保育所・社会福祉・公営住宅・図書館・スポーツセンターなど、あらゆる住民サービスがなくなる・ないしは大幅に縮小されるのが「大阪都構想」。

そもそも大阪市が持っている財源や権限を奪い取るのだから、財源的・制度的にもたなくなる結果として制度が廃止ないしは縮小される可能性があることにはなる。

嘘その2。この10年で実施してきたのは、いいように見えるものはすべて「前市政以前からの継続的な取り組み」。小中学校エアコン設置、中学校給食、医療費助成、またここには記されていないが地下鉄トイレ・ホームドア・地下鉄の「駅ナカ」事業、ホームレス問題改善・あいりん問題改善、公園整備、うめきたなどは、維新以前からの長年の市政の継続的な取り組みの成果である。エアコンも中学校給食も、予算を付け次年度からの設置・実施を具体化させたのは平松市政。

計画が具体化し成果が目に見え始めたタイミングで、たまたま橋下・維新が現れただけに過ぎない。

幼児教育無償化は国の施策でもある。維新がやったのは、公立幼稚園・保育所の統廃合・民間移管・民間委託や、保育所の設置基準切り下げなどの、教育・保育条件低下とセットでやってきたもの。必ずしも歓迎できるものではなかった。

また一見すると「よい」ように見えても、実際は維新政治によって中身が骨抜きにされ、住民が望むような住民サービスとはかけ離れてしまったものも多い。

前述の「保育所統廃合などとセットの無償化」だけでなく、「中学校給食は質の低い弁当給食押しつけで不満を増大させる」「公園の整備は、単に業者の儲けの場とさせただけ」など。

嘘その3。維新の実績というのが嘘である以上、「逆に言えば都構想が実現せんかったらこれらがなくなる」というのも成り立たないことになる。そもそも「都構想」が実現していない時点で、大阪市の状態でやってきたことである。「都構想」になると前述のように、財源と権限が奪われ、独自施策ができなくなることになる。

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