大阪市の存続に賛成。大阪市の廃止、いわゆる「大阪都構想」は、市民自治の権限と財源を奪う暴挙であり強く反対。

「ガラスの天井」に勝手に独自の用法を付け加えて強弁する吉村知事

吉村洋文大阪府知事の発言が記事になっている。

大阪府は8日午後、新型コロナウイルスの対策本部会議で、感染の急拡大を受け、政府に緊急事態宣言の発令を要請することを正式決定した。吉村洋文知事は会議後に会見に応じ、……(中略)記者から「いつ発令要請にと考えが変わったのか?」と聞かれた吉村知事は「一つは560名の、一挙にガラスの天井が突き抜けた瞬間と、それが次の日も600名を超えると報告を受けたこと。もう一つは東京で2400人を超えると報道があった時」と大阪で初の500人超となった6日、東京で初の2000人台となった7日(2447人)の数字で緊急事態宣言を発令すべきと思ったことを明かした。

(デイリースポーツ2021年1月8日 『吉村知事 6日に大阪で560人感染「ガラスの天井を突き抜けた」…緊急宣言要請決める』)

これ、「ガラスの天井」の用法が間違っていると総突っ込み。

「ガラスの天井」って、女性が女性というだけで社会進出に高いハードルが出るという状況を形容する用法、またそれにとどまらずマイノリティ属性を持つ人がその属性だけで不利になることを形容する用法のはず。

吉村知事の恥ずかしい居直り

多くの人が誤用を指摘しているが、吉村知事は蓮舫参議院議員や太田房江参議院議員・元大阪府知事がツイッターで誤用だと触れたことに名指しして噛みつくような形で反論。

蓮舫・太田両氏だけを名指ししたことについては、たまたま目に付いたからか、いわゆる「ネトウヨ」や「維新信者」を煽るためのそれ以上の意図があるのかはわからないが、それはともかく。

これ、余計に墓穴を掘っている。

「ガラスの天井」というすでに確立された比喩用法に対して、誤った用法をおこない、それを指摘されるといつ割れてもおかしくない状態を「ガラス」に喩えたなどと独自の意味を勝手に付けておかしな強弁をしている。これは痛すぎる。

日本語の用法に対する無教養だけなら失笑で済む。しかし誤りを指摘されても強弁で突き進み、大阪府政にも悪影響を与えるのは看過できない。

新型コロナウイルス問題にかかる施策だけでも、これまでにも吉村知事のこの手の強弁で現場を混乱させたり府民を危険に晒すなどの行動が多々あった。「イソジン」発言だとか、ほかにも病院の整備なども。新型コロナ対策以外のところでも多くの分野で混乱を招いている。

このような強引な手法で誤りを認めず強弁することは、危険極まりない。

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